入社式のスーツはどうすべき?男女別の服装・色のポイントやNG例を紹介
2024/12/26
スーツの着こなし方
社会人としての第一歩である入社式には、ビジネスマナーに則って、社会人として恥ずかしくないスーツスタイルで臨みたいと考える方が多いでしょう。場違いなコーディネートで参加すると、初日から悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
本記事では、入社式で意識すべきスーツの基本ルールや、スーツや色の選び方について詳しく解説します。
入社式で避けるべきNG例も紹介するので、新社会人としてふさわしいスーツスタイルを着こなすための参考にしてください。
入社式に着て行くスーツの基本ルール
入社式に着て行くスーツの基本ルールとして、以下の3つを意識しましょう。
- 色はダークカラーが基本
- 体に合ったサイズを選ぶ
- 清潔感を重視する
ここで紹介するポイントを意識して、入社式にふさわしいコーディネートを組んでみてください。
色はダークカラーが基本
入社式はフォーマルな場であり、目立つ明るい色は避けて、落ち着いた色で好印象を与えることが大事です。そのため、着用するスーツの色は、以下のようなダークカラーが基本と言えます。
- ネイビー
- グレー
- ブラック
- チャコールグレー
上記のようなカラーはビジネスシーンの定番色で、社会人としての堅実さを表現できます。
とくにネイビーは、新卒としての若々しさも演出できるため、アクティブ感をアピールしたい方は、選ぶと良いでしょう。
また、スーツの色が与える印象の違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>スーツの色・柄による印象は?シーン別の選び方やマナーを解説
体に合ったサイズを選ぶ
入社式には、自分の体に合ったサイズのスーツを着用しましょう。体に合っていないサイズ感のスーツだと、だらしない、仕事ができなさそうなど、初日から悪い印象を持たれる可能性があります。
サイズ感を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。
- ジャケットは肩幅に合わせて肩をつまんだ際に1cm程度のゆとりがある
- ボタンを留めた状態で内ポケットあたりにこぶしが入る
- 袖丈はジャケットの袖口からシャツの袖が1〜1.5cm見えるサイズ
- ジャケットの着丈はちょうどヒップが隠れるサイズ
- パンツやスカートのウエストには手のひら一枚分の余裕を持たせる
- スカートは膝丈のサイズ
- パンツの裾丈は地面から約3cmの位置にある
しかし、既製品のスーツでは、なかなか上記のポイントすべてを満たすスーツは見つけられません。
スーツのサイズ感にこだわって自分の印象を良くしたい方は、オーダースーツがおすすめです。
清潔感を重視する
入社式では、清潔感を重視してスーツを選ぶと良いでしょう。清潔感がないと第一印象が悪くなり、とくにビジネスシーンでは信頼性を損なってしまうかもしれません。
清潔感を向上させるには、以下を意識してください。
- 定期的なメンテナンスでスーツのシワをなくしておく
- 革靴は磨いて光沢感を出す
- 爪は短く切る
- 髪型を整える
清潔感のある身だしなみを意識して、自信を持って入社式に参加しましょう。
入社式スーツの選び方:男女別のポイント
ここでは、男女別に入社式のスーツを選ぶ際のポイントを解説します。入社式にふさわしいスーツスタイルを着こなすための参考にしてください。
【男性】ワイシャツは白無地、ネクタイは控えめな柄を選ぶ
男性は、入社式には白無地のワイシャツで、控えめな柄のネクタイを選びましょう。
白無地のワイシャツは、フォーマルな場にふさわしく、清潔感を表現できます。
また、自分に合ったサイズで、より相手に与える印象を良くしたい方は、以下の記事でワイシャツの正しい採寸方法を紹介していますのであわせてご覧ください。
さらに、白無地のワイシャツに控えめな柄のネクタイを合わせることで、清潔感とフォーマルさを保ちつつ、新社会人としての誠実さを感じさせられます。
【女性】スカートは膝丈、パンツはストレートタイプが無難
女性が入社式に参加する際は、スカートは膝丈を、パンツはストレートタイプを選ぶのが無難です。
膝丈のスカートは、フォーマルでありながらも上品な印象を与えられます。短すぎるスカートは不適切とされており、長すぎる場合はカジュアルに見えるため、スカートは膝丈を意識しましょう。
また、ストレートタイプのパンツは、体のラインを美しく見せる効果が期待できます。とくにタイトなサイズ感を選べば、清潔感と女性としての品位を持ったスタイルに仕上げられるでしょう。
入社式に着て行くスーツの色選びのポイント
入社式に着て行くスーツの色選びのポイントは、以下の3つです。
- 黒・ネイビー・グレーが基本
- 光沢の少ない生地を選ぶ
- 派手な柄は避ける
悪目立ちしないためにも、上記のポイントを意識してスーツの色を選びましょう。
黒・ネイビー・グレーが基本
入社式で着用するスーツの色は、黒・ネイビー・グレーが基本です。ダークカラーである3色は、フォーマルでありながらも清潔感を保つ色合いで、新社会人としての第一印象を良くする上で大事な要素だと言えます。
それぞれの色が与える印象は、以下のとおりです。
- 黒:社会人としての堅実さや誠実さ
- ネイビー:落ち着きと信頼感
- グレー:上品でモダンな印象
入社式では基本的にダークカラーを採用し、新社会人としての誠実さと清潔感を演出しましょう。
光沢の少ない生地を選ぶ
入社式に、光沢の多い生地のスーツはふさわしくありません。シルクやサテンなど、光沢の強い生地は、パーティーやカジュアルな場面で好まれるため、フォーマルな入社式では悪目立ちしてしまう可能性があります。
清潔感を保ちつつ、新社会人としての品位を感じさせるために、入社式では光沢の少ない生地を選びましょう。
派手な柄は避ける
入社式は社会人としての第一歩を踏み出す大事な式であり、参加者には清潔感と誠実さが求められます。派手な柄のスーツを着用していると、カジュアルすぎる印象を与え、フォーマルな雰囲気を損なってしまう可能性があります。
新社会人としての信頼感を築くためにも、入社式では、控えめで落ち着いたデザインを意識しましょう。
入社式で避けるべきスーツのNG例
入社式でとくに避けるべきスーツのNG例は、以下の3つです。
- サイズが合っていない
- 派手なデザインや装飾がある
- シワや汚れが目立つ
初日から自分の印象を下げないためにも、スーツを選ぶ前に確認しておきましょう。
サイズが合っていない
入社式では、サイズが合っていないスーツは基本的にNGです。サイズが合っていないスーツだと、全体的にだらしない印象を与えてしまうため、社会人として良いスタートはきれないでしょう。
また、サイズが合っていない場合、動きづらくなり、緊張も相まってぎこちない印象を与えてしまう可能性もあります。
スーツを購入する際は、採寸や試着を通して、自分の体にフィットするサイズを選びましょう。
派手なデザインや装飾がある
入社式では、派手なデザインや装飾があるスーツは避けるべきです。派手なデザインや装飾はカジュアルに寄りすぎるため、場違いな印象を与えてしまいます。例えば、チェック柄や太いストライプ、刺繍が施されたスーツなどです。
また、おしゃれを意識して、入社式で目立とうとしていると感じられるかもしれません。
新社会人としての信頼感を築くためにも、入社式で派手なデザインや装飾があるスーツは避けましょう。
シワや汚れが目立つ
シワや汚れがあるスーツは、清潔感を損ない、周囲に不快な印象を与える可能性があるため、入社式ではNGです。とくに「仕事に対して真剣ではなさそう」などと感じられてしまうと、第一印象は最悪です。
また、自分自身に自信を持つためにも、入社式の前日までに、メンテナンスやクリーニングを通してきれいな状態に仕上げましょう。
スーツをクリーニングに出す際の、正しいオーダーの仕方や相場、仕上がるまでにかかる日数などを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>スーツのクリーニング完全ガイド!頻度・値段・出し方・かかる日数を徹底解説
入社式のスーツ以外で意識すべき服装のポイント
入社式のスーツ以外で意識すべき服装のポイントは、主に以下の3つです。
- 靴は黒の革靴、パンプスは3〜5cmのヒールが適切
- ベルトと靴の色を揃える
- カバンはシンプルなビジネスバッグを選ぶ
スーツだけではなく、靴やベルト、カバンなどすべてのアイテムに気を配って、適切なスタイルで入社式に臨みましょう。
靴は黒の革靴、パンプスは3〜5cmのヒールが適切
入社式において、男性は黒の革靴を履くのが適切です。とくにストレートチップやプレーントゥなどは、清潔感に加えて、入社式にふさわしいフォーマル感も醸し出してくれます。
一方、女性の場合、パンプスは3〜5cmのヒールが適切です。この高さは、見た目の適切さだけではなく、歩きやすくもあるため、長い間パンプスを着用する入社式にぴったりだと言えます。
また、入社式の前には、必ず靴をきれいに磨き、汚れや傷がないかも入念に確認しましょう。清潔感のある靴を着用して入社式に参加することで、新社会人として自信を持って、新しいスタートを切れるでしょう。
ベルトと靴の色を揃える
入社式のスーツスタイルにおいて、ベルトと靴の色を揃えることで、全体的に統一感のあるコーディネートに仕上げられます。とくにビジネスシーンでは身だしなみが印象を大きく左右するため、細部にまで気を配っている印象も与えられるでしょう。
また、色に加えて素材も統一できると、高級感も演出でき、より洗練されたスタイルで入社式に臨めます。
カバンはシンプルなビジネスバッグを選ぶ
入社式では、カバンも一部の身だしなみとして重要なアイテムです。シンプルでフォーマルなビジネスバッグを持つことで、清潔感や社会人としてのプロフェッショナルさを演出できます。
また、革製や高級感のあるナイロン素材を選ぶと、見た目の上品さが増します。さらに、内側にポケットが多いものや仕切りがあると、ビジネスシーンではとくに便利で、長く愛用できるでしょう。
入社式スーツに関するよくある質問
ここでは、以下のような入社式スーツに関するよくある質問と、その回答を紹介します。
- 入社式にリクルートスーツを着て行くのはだめですか?
- 入社式のスーツはいつ買うべきですか?
入社式に参加する前に、スーツに関する疑問をなくしておきましょう。
入社式にリクルートスーツを着て行くのはだめですか?
入社式にビジネススーツではなく、リクルートスーツを着用して参加しても問題ありません。逆に新入社員としての初々しさやフレッシュな雰囲気を醸し出せるため、適切なケースもあります。
ただし、就活中に使用していた場合は、汚れやシワがないか、状態をしっかり確認してください。就活時に着回しており、目立つ汚れやシワがあるなら、事前にクリーニングに出してきれいな状態にしておきましょう。
入社式のスーツはいつ買うべきですか?
入社式のスーツは、1月から3月の間に購入するのがおすすめです。この期間はどの店舗でも入社式に向けた販促シーズンであり、豊富なラインナップが並び、自分に合ったスーツを選択できるでしょう。
また、オーダースーツを購入する場合は、2ヶ月前までに注文しておくと安心です。オーダースーツの納期や完成までの流れを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>オーダースーツの出来上がりまでの期間はどれぐらい?最短納期・完成までの流れを解説
入社式で好印象なスーツを選ぶならオーダーメイドがおすすめ
入社式で好印象なスーツを選ぶなら、オーダースーツがおすすめです。オーダースーツなら、丁寧な採寸をもとに一から製作するため、自分の体にフィットするサイズ感で仕立てられます。
また、サイズが合っていると洗練された印象を与えられるだけではなく、姿勢が良くなり、自信を持って入社式に臨めるでしょう。
とくに「Suit Ya」であれば、オプションが無料で付けられるので、リーズナブルな価格で周りと差をつけられるオリジナルスーツが手に入ります。
細部にまでこだわったオーダースーツを着用して、社会人としての第一歩を踏み出したい方は、ぜひ一度「Suit Ya」にお問い合わせください。
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また、以下の記事で20代におすすめのオーダースーツブランド10選を紹介していますので、比較検討したい方は、あわせてご覧ください。