ネイビースーツのおしゃれな着こなし例とポイント!シャツ・ネクタイとの合わせ方も解説
2023/11/27
スーツの着こなし方
「ネイビー」は、スーツの中でも定番の色です。フォーマルからカジュアルまで幅広く着こなすことができるだけでなく、どんな色とも相性が良いため汎用性の高いスーツとなっています。
しかし、そんな汎用性の高さから、どんな着こなしをすればよいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで、本記事では以下の内容について解説します。
- ネイビースーツを着こなすポイント
- ネイビースーツと各アイテムの合わせ方
- ネイビースーツのシーン別の着こなし方
- ネイビースーツの選び方
具体的な例を挙げながら解説しているので、ネイビースーツの着こなしに困っている方や、ネイビースーツの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
ネイビースーツをおしゃれに着こなすポイント
ネイビースーツをおしゃれに着こなすには、色の組み合わせ方を意識するのが大切です。ネイビースーツは汎用性が高い分、どんな色でまとめるか・どんな色を合わせるかで印象が変わってきます。
どんなコーディネートでも、意識するとよいのが「色相環」です。色相環とは色をグラデーションになるよう輪状に並べたもので、色相環の並びから色同士の相性を知ることができます。色相環を利用してネイビーにどんな色が合うのか、着こなしのポイントを解説していきます。
「類似色」でバランスの良いコーディネートに
類似色とは、色相環状で隣に位置する色のことを指します。 色と色の差が小さく似た系統の色のため、統一感のあるコーディネートになるのが特徴です。
ネイビーの類似色は「ブルーやパープル」が当てはまるため、近しい寒色を合わせることでまとまりのある着こなしにすることができます。類似色のコーディネートは組み合わせがしやすいため、アイテムの組み合わせを考えるのが苦手という方にもおすすめです。
「反対色」を取り入れてアクセントを追加
反対色とは、色相環で正反対に位置する色のことを指します。反対色は「捕色」とも呼ばれ、お互いの色を引き立てて鮮やかに見せる効果があります。
ネイビーの反対色は「イエロー」のため、黄色のアイテムを組み合わせることでぱっと目を引くアクセントになり、華やかな印象を与えることができます。
ネイビースーツとシャツの合わせ方
スーツを着用する際、どんなシャツを選ぶかによって印象が大きく変わります。ネイビースーツに相性の良いシャツの「色」「柄」を紹介します。
ネイビースーツに相性の良いシャツの色
ネイビースーツにはシンプルなシャツを合わせるのがおすすめです。特に合わせやすく相性が良いのは、以下の2色です。
- どんなシーンでも使いやすい「白シャツ」
- 爽やかな印象が感じられる「青シャツ」
定番の「白シャツ」はどんな色のスーツでも合わせやすく、ネイビースーツにも相性が良いです。ビジネス利用だけでなく、どんなシーンにも合わせることができます。
「青シャツ」はネイビーと同系色のため相性が良く、統一感のあるコーディネートにすることができます。特に「淡いブルー」はネイビースーツに合わせるシャツとして定番で、清潔感があり相性抜群です。
ネイビースーツに相性の良いシャツの柄
ネイビースーツに柄シャツを合わせる場合には、スーツは無地のものを選びましょう。どちらも柄物で合わせてしまうと派手でうるさい印象になってしまうため、無地スーツ×柄シャツの合わせ方がおすすめです。ネイビースーツに合わせるのにおすすめの柄シャツは、以下の3つです。
- ストライプ
- チェック
- クレリックシャツ
ストライプ柄
ストライプシャツは、上品にもカジュアルにも合わせることができる万能なアイテムです。幅が狭く細かいストライプは上品なイメージを与えるため、ビジネスの場などかっちりとした場面でも活躍します。逆に幅が広く太いストライプはカジュアルな印象が感じられるため、プライベートできれいめの服装をするときなどにおすすめです。
チェック柄
チェック柄は、どちらかと言えばカジュアルな印象が感じられるシャツです。ビジネスの場には向かない場合が多いですが、ネイビースーツと相性が良く、おしゃれなコーディネートに仕上げることができます。
ビジネスの場で利用する場合には「シャドウ・チェック」のシャツがよいでしょう。シャドウ・チェックとは、一見無地に見えますが、光の当たり方でチェックが見え隠れする柄のことです。目立たないチェック柄のためビジネスの場でも安心して使用でき、さり気ないチェック柄が見え隠れするのがおしゃれでおすすめです。
クレリックシャツ
クレリックシャツとは、襟と袖口がホワイトで、それ以外の部分は色付き・柄になっているシャツのことです。色や柄が切り替わっているため単調にならず、華やかな印象を与えることができます。
ネイビースーツに合わせるには「淡いブルーのクレリックシャツ」や「ストライプ柄のクレリックシャツ」を合わせるのがおすすめです。
ネイビースーツとネクタイの合わせ方
ネクタイはどんな色・柄を合わせるかによって、コーディネートの印象が大きく変わります。ネイビースーツはビジネスの場だけでなく結婚式の場など汎用性が高いため、着用シーンに合わせてネクタイを選ぶのが大切です。
ここではネクタイの色・柄によってどんな印象を与えるか、どんなコーディネートがおすすめかについて紹介していきます。
ネイビースーツ×同系色ネクタイ(ブルー系)
ネイビースーツと同系色(ブルー系)ネクタイの組み合わせは、爽やかで清潔感のあるコーディネートになります。
ただし、同系色で合わせるコーディネートは統一感があり合わせやすいですが、似た色ばかりだと野暮ったい印象になるため注意が必要です。スーツが暗めのネイビーの場合は明るいブルー系を合わせるなど、色の濃淡を変えたり、柄の入ったものにするなどを意識するとよいでしょう。
また、異なる素材のネクタイを合わせることでもアクセントになるのでおすすめです。
ネイビースーツ×ブラックネクタイ
ネイビースーツにブラックネクタイを組み合わせると、上品でクールな印象になります。冠婚葬祭や就活などで着用されるイメージの強い色ですが、近年ではモノトーンカラーがカジュアルファッションでも注目を集め、トレンドを感じさせるカラーになっています。
光沢のあるネクタイを選ぶと礼服の印象が強くなってしまうため、マットカラーや柄物、艶の少ない素材のネクタイを選ぶとよいでしょう。
ネイビースーツ×グレーネクタイ
グレーは協調性が高くどんな色にも馴染み、周囲の色を引き立てるという役割を果たします。そのため、ネイビースーツはもちろん、どんな色のスーツにも合わせやすいカラーのネクタイです。
グレーのネクタイは「上品でおしゃれな印象」や「落ち着いた雰囲気」を感じさせるため、結婚式やパーティーなどの華やかな場だけでなく、ビジネスシーンなど幅広い場で使用できます。
ただし、光沢のあるグレーネクタイは華やかな印象が強いため、ビジネスシーンで着用するのには向きません。結婚式やパーティーなど、適した場で着用するとよいでしょう。
ネイビースーツ×ブラウンネクタイ
ネイビー×ブラウンの組み合わせは、大人っぽく知的な雰囲気が感じられます。さらに、寒色と暖色という正反対の印象を与える関係のため、お互いを引き立て合う相性の良い組み合わせです。この色の組み合わせはイタリアで「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれていて、長年愛されているスタイリングでもあります。
温かみのあるブラウンは寒い時期にぴったりのため、秋や冬など肌寒い時期にコーディネートに取り込むのがおすすめです。
ネイビースーツ×グリーンネクタイ
ネイビー×グリーンの組み合わせは、知的でシックなイメージが感じられます。さらにグリーンは色の幅が広いため、明るいグリーンであれば春・夏らしく、暗めのグリーンであれば秋・冬らしいコーディネートになるためオールシーズン活躍します。
ネイビーに色味が近く合わせやすいため、コーディネートに鮮やかな色を取り入れたいときにぴったりです。
ネイビースーツ×ピンクネクタイ
暗い色であるネイビーと明るい色のピンクはコーディネートにメリハリが出るため、実はとても相性の良い組み合わせです。ネイビーのスーツに組み合わせるなら「淡いピンク」が合わせやすく、シャツはネイビーと同系色であるブルー系を合わせるとまとまりのあるコーディネートになります。
華やかなイメージの色のため、春など温かい時期に取り入れるとよいでしょう。また、結婚式やパーティーの場にもおすすめです。
ネイビースーツ×イエローネクタイ
イエローとネイビーは「補色」の関係にあり、お互いの色を引き立てて鮮やかに見せる相性の良い組み合わせです。イエローは華やかでポジティブな印象を与えるため、印象付けたい相手に合うときなどに取り入れるのがおすすめです。
普段のスーツスタイルで合わせるのももちろん良いですが、ビジネスの場では明るすぎると取り入れづらい場合もあるでしょう。その場合は「マスタードカラー」や「くすみイエロー」など、落ち着いた色味のものを組み合わせるのがおすすめです。
ネイビースーツ×無地ネクタイ
どんなシャツ・スーツにも合わせやすい定番の組み合わせです。スーツ・シャツと近い色で組み合わせると野暮ったい印象になってしまうため、異なった色味のものを合わせるとよいでしょう。
また、柄の入ったネイビースーツ・柄シャツを着用している際には、ネクタイを無地にしてバランスを取ると、まとまりのあるコーディネートになるためおすすめです。
ネイビースーツ×ドット柄ネクタイ
ドット柄のネクタイはどんなスーツにも合わせやすいのが特徴です。ドットが大きいほどカジュアルな印象になり、小さいほどフォーマルな印象になるため、使用する場面に合わせて取り入れるとよいでしょう。
明るすぎる色だとポップな印象が強くなってしまう場合があるため、暗めの色で取り入れるとコーディネートしやすくおすすめです。
ネイビースーツ×チェック柄ネクタイ
チェック柄のネクタイはカジュアルな印象を与えます。どんなシーンにも使えるネイビーのスーツに合わせる場合、パーティーなど華やかな場でのコーディネートにおすすめです。
もしビジネスの場で使用する場合には、細かいチェック柄や、落ち着いた色味のチェック柄を合わせるとよいでしょう。
ネイビースーツ×ストライプ柄ネクタイ
ストライプのネクタイは柄の種類が豊富で、色々なコーディネートが楽しめるのが魅力です。ストライプの幅が広いとカジュアルな印象が強くなり、幅が狭いとフォーマルな印象になります。
パーティー・結婚式やビジネスの場など幅広いシーンで使用できるため、華やかな場ではピンク・グリーン・イエローのストライプ、ビジネスの場ではブルー・グレーなどのストライプがネイビースーツに合わせやすいでしょう。
ネイビースーツと靴の合わせ方
ネイビースーツに合わせる靴は「ブラック」か「ブラウン」がおすすめです。
「ブラック」には落ち着いた上品な印象があり、ネイビーと合わせるとコーディネートを引き締める役割をしてくれます。暗めのネイビーと合わせると重い印象になってしまうため、明るめのネイビーと合わせると相性がよいでしょう。特にビジネスの場では「きちんと感」を演出してくれるため、おすすめです。
「ブラウン」は上品な印象を持ちながら、ブラックの靴に比べて柔らかな印象を与えます。ビジネスの場ではもちろんのこと、結婚式やパーティーの華やかな場にもぴったりです。カジュアルなコーディネートでも合わせやすいため、明るい色を取り入れている場合や、柄物のシャツとも相性が良いでしょう。
【パターン別】ネイビースーツの着こなし例
どんなシーンでも使用できるネイビースーツは、合わせるアイテムや着こなしによって大きく印象が変わります。こちらではシーン別のおすすめの着こなし方や、NG例を紹介していきます。
結婚式でのネイビースーツの着こなし方
結婚式で着用する礼服には、「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3種類があります。親族やゲストが着用するのは「略礼装」で、ダークスーツやブラックスーツを着用するのがマナーです。
結婚式においてネイビースーツは定番ですが、略礼装に当てはまるのは“ダークスーツ”のため、暗めのネイビースーツを選ぶようにしましょう。柄物のスーツもマナー違反にはならないですが、無難な無地のスーツを着用するのがよいでしょう。
合わせるシャツは「白色」で「無地」が王道です。ネクタイは「シルバー」を合わせることが多いですが、近年多いカジュアルな挙式の場合には、ピンク・グリーン・イエローなど鮮やかな色を合わせるのもおすすめです。素材は光沢感のあるシルクを選ぶことで、鮮やかな色のネクタイも上品にまとめることができます。
ビジネスシーンでのネイビースーツの着こなし方
ビジネスの場でネイビースーツを着用する場合は、清潔感のあるきっちりとした着こなしにするとよいでしょう。スーツは無地が無難ですが、柄物を着用する場合にはさり気ない「シャドーストライプ」がおすすめです。
シャツは「白色」または「同系色(ブルー系)」を合わせることで、きっちりとした雰囲気や、清潔感を与えることができます。普段のオフィスカジュアルであればストライプ柄もよいですが、会議や外部の人と接する場合には無地のシャツを着用するのがよいでしょう。
ネクタイは、派手過ぎないストライプ・ドット柄・無地など、シンプルなものを合わせましょう。明るすぎる色はカジュアルな印象が強くなってしまうため、色に迷う場合はネイビーと同系色のものを選ぶのがおすすめです。カジュアルすぎるアイテムはビジネスの場では避けるようにしましょう。
夏のネイビースーツの着こなし方
気温の高い夏には、明るめのネイビースーツを選ぶのがおすすめです。暗めの色は重たい印象を与えるため、夏には暑苦しく感じてしまう場合があります。ストライプ柄のスーツなども爽やかな印象が感じられるため、夏にはぴったりです。
合わせるシャツやネクタイも、明るめの色を合わせるとよいでしょう。淡いブルーや淡いグリーンは涼しげな印象を受けるため、見た目も爽やかでおすすめです。
ネイビースーツの選び方
ネイビースーツは基本的に誠実な印象を与えますが、色のトーンや柄によってイメージが変わります。こちらではネイビースーツの「色」「柄」ごとに分けて、与える印象の違いについて解説します。
色で選ぶ
ネイビーを「ダークネイビー」「ネイビー」「ライトネイビー」の3つのトーンに分け、それぞれの印象や着用に適した場などについて解説していきます。
ダークネイビー
「ダークネイビー」は、暗めのトーンのネイビーを指します。ダークネイビーは落ち着いた雰囲気や誠実な印象が感じられ、フォーマルな場での着用に適しています。
ネイビー
一般的なトーンの「ネイビー」は、知的な印象を与えます。ビジネスの場で着用するのに定番のネイビーで、汎用性の高い色合いです。
ライトネイビー
「ライトネイビー」は明るいトーンのネイビーで、爽やかな印象を与えます。ネイビーは落ち着いた印象を与える色ですが、トーンの明るいライトネイビーは少々カジュアルな印象があります。フォーマルな場での着用はできれば避けた方がよいでしょう。
柄で選ぶ
ネイビースーツでおすすめの「無地」「ストライプ柄」「チェック柄」の3つについて、それぞれが与える印象・合わせ方の例などを解説していきます。
無地
無地のネイビースーツはフォーマルな印象を与えます。冠婚葬祭の場や重要なビジネスの場では、無地のスーツを着用するのが無難です。幅広いコーディネートに合わせやすいため、フォーマルなコーディネートだけでなく、アイテムによってカジュアルな雰囲気にもすることもできます。
カジュアルな雰囲気にするために柄シャツや柄ネクタイを着用する場合は、無地のスーツを合わせるのがよいでしょう。
ストライプ柄
ストライプ柄のスーツは、ストライプの幅によって与える印象が変わります。ストライプの幅が広いほどカジュアルな印象になり、幅が狭いほど知的で誠実な印象を与えます。
ビジネスの場では、フォーマルな雰囲気のある幅の狭いストライプを着用するとよいでしょう。
チェック柄
チェック柄のスーツは、カジュアルで華やかな印象を与えます。カジュアルな印象が強いため、ビジネスの場での着用はなるべく避けるのが無難です。
チェックの中でも「シャドーチェック」のスーツは、光の当たり方でチェックが浮き彫りになる控えめなチェックのため、ビジネスの場でも使用しやすくおすすめです。
おしゃれなネイビースーツを製作するならオーダーメイドがおすすめ
汎用性の高いネイビースーツは、合わせ方によって印象ががらりと変わります。1着持っておくことで、さまざまなシーンで活躍することができるでしょう。
しかし、スーツの定番色であるからこそ販売している数も多く、自身の用途にあったネイビースーツを探すのは骨が折れます。既製品スーツから自分の好みに合ったものを探すのも良いですが、自分の理想のスーツを仕立てることができる「オーダーメイドスーツ」もおすすめです。
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