結婚式のゲストにはオーダースーツがおすすめ!おしゃれな着こなしやマナーを紹介
2023/10/27
オーダースーツ
結婚式に招待され「お祝いの場にふさわしいスーツが着たい」と考えている方には、オーダースーツがおすすめです。オーダースーツは、一人ひとりに合わせたサイズで製作できたり、デザインにこだわったりできるメリットがあります。
なお、結婚式での装いは新郎新婦へ祝福の気持ちを表すために、礼服を着るのが基本です。礼服は3種類に分類され、守るべきマナーも多くあります。
この記事では、結婚式のゲストに適しているスーツの種類や、おしゃれなオーダースーツの着こなし例を解説します。避けた方がいいデザインも紹介するため、これからスーツを用意する際はぜひ参考にしてみてください。
シンプルなスーツスタイルだからこそ、生地や細かいデザインにこだわったオーダースーツを着て、新郎新婦を祝福しましょう。
結婚式のゲストはどのようなスーツが適している?
結婚式に参列する際は、挙式に対する敬意や新郎新婦への祝福の気持ちを表すために「礼服」の着用が基本です。
礼服とは、冠婚葬祭で着るフォーマルウェアを指し「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3種類に分けられます。礼服ごとのスーツの種類と、着用が適している新郎新婦との関係性は、以下の表のようになります。
礼服の種類 | スーツの種類 | 新郎新婦との関係性 |
---|---|---|
正礼装 |
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準礼装 |
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略礼装 |
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一般ゲストは、準礼装か略礼装にあたるスーツを着用します。表はあくまでも目安のため、結婚式会場の雰囲気や新郎新婦との関係性を考えたうえで、着用するスーツを決めるといいでしょう。具体的に結婚式で着用するスーツについて、それぞれの特徴を解説します。
ブラックスーツ
ブラックスーツは、名前の通り黒い生地で仕立てられた準礼装にあたるスーツです。親族や主賓、一般ゲストなど幅広く着用できます。また、結婚式だけではなくお悔やみの場でも着用できるため、社会人なら1着持っていると重宝するスーツです。
ビジネス用でも黒い生地のスーツはありますが、礼服のブラックスーツとは黒の種類が異なります。ビジネス用の黒い生地は、光沢のあるグレーがかった明るめの黒です。一方で、礼服の黒い生地は、深く暗い黒で光沢はありません。パーティー用のスーツとして光沢の入ったブラックスーツもありますが、喪服と兼用したい場合は光沢のない生地を選びましょう。
ディレクターズスーツ
ディレクターズスーツとは、黒のジャケットに黒とグレーのストライプ柄スラックス、ベストを組み合わせた準礼装にあたるスーツです。モーニングコートを一般的なジャケットと同様の形に変化させたスーツのため、イギリスでは「ショートモーニング」とも呼ばれています。
ディレクターズスーツは親族や主賓となるゲストが着用するイメージが強くありますが、友人である一般ゲストが着用しても問題ありません。フォーマル度の高いディレクターズスーツは、新郎新婦の親族にも好印象を与えられ祝福の気持ちも伝わるでしょう。
ダークスーツ
ダークスーツとは、濃いネイビーやチャコールグレーなど暗い色合いのスーツを指します。略礼服にあたるスーツで、ビジネスシーンでも着用可能な万能スーツです。ただし、礼服のなかではフォーマル度が低いため、主賓として呼ばれた場合や格式の高い結婚式場では着用しない方がいいでしょう。
一般ゲストが主に着用するスーツですが、年齢の若い親族であればダークスーツでも問題ありません。礼服のなかでは最もフォーマル度の低いスーツのため、ネクタイやポケットチーフなどの小物で、華やかさとフォーマル感をプラスするのがおすすめです。
結婚式のゲストとしてNGなスーツ・着こなし例
結婚式のようなフォーマルな場では、守るべきマナーが多くあります。ゲストとして結婚式に招待された際のNGなスーツと着こなし例は、以下の通りです。
- 新郎新婦より目立つ色や柄のスーツ
- カジュアルなスーツ
- 全身黒のコーディネート
- ビジネス用のスーツと小物
新郎新婦や周りのゲストに不快な思いをさせないように、基本のマナーをおさえておきましょう。
新郎新婦より目立つ色や柄のスーツ
新郎新婦が主役の結婚式では、2人より目立つ色や派手な柄のスーツは着ないようにしましょう。とくに、白いスーツはウェディングドレスとかぶってしまうため、ゲストは避けるべきカラーとされています。そのほか、明るいグレーや薄いベージュなど、パッと見て白に見間違えてしまう色も避けた方が無難です。
また、襟や裾に縁飾りとして付けられているパイピングや、ラメの入った派手なスーツも避けましょう。なお、スーツの色が暗くても、原色カラーのワイシャツやバックルの大きなベルトなども控えた方が安心です。
カジュアルなスーツ
結婚式のようなフォーマルな式では、その場にふさわしい装いをするのがマナーです。素材が綿やコーデュロイなどのスーツや、Tシャツをワイシャツの代わりに着用するのは控えましょう。そのほか、白い靴下や素肌が見えるショート丈の靴下も、カジュアルになってしまうため避けた方が無難です。
また、ネクタイやポケットチーフなどの小物にアニマル柄を取り入れるのも結婚式では適していません。カジュアルになってしまうのも理由の1つですが、アニマル柄は動物の殺生を連想させるため、縁起が悪いとされています。
全身黒のコーディネート
ブラックスーツは結婚式に適していますが、ワイシャツやネクタイまで黒でコーディネートするのは喪服を連想させるためNGです。たとえば、ネクタイはシルバーやパステルカラーなど華やかな色を選びましょう。
また、黒のスーツにベストを合わせたい場合は、グレーのベストがおすすめです。黒のスーツとベストはマナー違反ではありませんが、色の組み合わせを工夫するとおしゃれな着こなしになります。
ビジネス用のスーツと小物
ダークスーツはビジネスシーンでも着用できるため、ビジネス用のスーツがマナー違反というわけではありません。普段、会社に出勤するときと同じネクタイやカバン、靴を組み合わせるのがNGなコーディネートです。ビジネス用のスーツを着用する場合は、ネクタイやポケットチーフなどの小物で、華やかさとフォーマル感をプラスします。
結婚式は、新郎新婦をお祝いする特別な場です。日常生活とは違う装いで、祝福の気持ちを伝えるようにしましょう。
結婚式のゲストにオーダースーツがおすすめな理由
ここでは、結婚式のゲストにオーダースーツがおすすめな理由を3つ紹介します。
- 体に合ったサイズで作れる
- トータルコーディネートができる
- 細部までデザインにこだわって作れる
1つめのオーダースーツがおすすめな理由は「一人ひとりの体に合ったサイズで作れる」点です。既製品のスーツは、一般的に標準的なサイズに合わせて製作されています。しかし、上半身と下半身でのサイズの違いや姿勢の悩みなど、体型の悩みは人それぞれです。オーダースーツは、一人ひとりの体型に合わせて製作するため、体型の悩みを解消し着心地の良いスーツになります。また、体に合ったスーツはシルエットが美しく、お祝いの場にふさわしい上品な仕上がりになるでしょう。
2つめのオーダースーツがおすすめな理由は「トータルコーディネートができる」という点です。ブランドによって取り扱いのアイテムはさまざまですが、オーダースーツ店ではワイシャツのオーダーもできるお店があります。スーツに合わせたワイシャツの製作により、シルエットの美しさや着心地の良さが手に入ります。また、Suit Yaではネクタイやチーフ、ベルトの小物もご用意もあるためトータルコーディネートが可能です。
3つめのオーダースーツがおすすめな理由は「細部までデザインにこだわって作れる」点です。オーダースーツは、スーツの形やボタンの種類、裏地の色まで細部にわたりこだわって製作できます。たとえば、襟のデザインはさまざまなシーンで着用できるようにノッチが主流になっていますが、パーティーシーン
では華やかな印象になるピークドラペルがおすすめです。また、オーダースーツは生地から選べます。肌触りや艶感など自分の好みを反映させられるため、長く愛用できる特別な1着になるでしょう。
オーダースーツのおしゃれな着こなし例
オーダースーツを製作しても、どのように着こなせばいいか分からない方もいるでしょう。ここでは、オーダースーツのおしゃれな着こなし例を3つ紹介します。
- ベストを合わせる
- シャツはレギュラーカラーを選ぶ
- 小物で華やかさを演出する
おしゃれに着こなしたオーダースーツは、新郎新婦にお祝いの気持ちを伝えられるだけではなく、華やかさを演出できます。コーディネートに迷った際は、ぜひ参考にしてみてください。
ベストを合わせる
スーツにベストを合わせて着用すると、通常のスーツスタイルより華やかでフォーマルな印象があり、結婚式にはおすすめのコーディネートです。また、ベストには「スタイルを良く見せる」「体温調節がしやすい」といったメリットもあります。
ベストの色は、グレーがおすすめです。グレーのベストを着用するとスーツとの相性が良く、よりドレスアップした印象になります。柄は、バーズアイやシャークスキンのような無地に見えるデザインを選ぶとスマートに着こなせます。
シャツはレギュラーカラーを選ぶ
レギュラーカラーとは、襟の開きが70〜90度で襟の付け根から先までが約7㎝あるシャツです。シーンを選ばす着用できるデザインで、冠婚葬祭のフォーマルな場では定番の形として普及しています。
なお、親族や上司の結婚式では、最もフォーマル度の高い白いシャツが最適です。友人の結婚式ではサックスブルーやパステルピンクなど淡い色でも問題ありませんが、ブラックスーツを着用する場合は、白いシャツにすると色のバランスが良くなります。
色や細部のデザインまでこだわったシャツが欲しい方は、オーダーシャツの製作がおすすめです。スーツと一緒に仕立てたシャツは、サイズも体に合っているため美しいシルエットに仕上がるでしょう。
小物で華やかさを演出する
スーツを華やかに着こなすには、小物の選び方が重要です。特に、ジャケットのシャツとネクタイが見えるVゾーンは、スーツの顔と呼ばれています。よって、ネクタイは白かシルバーの無地が基本です。柄入りのネクタイを選ぶ際は、ストライプやドットなど控えめなデザインを選びましょう。
また、胸元にポケットチーフを挿すと華やかさが増します。リネン素材で白い無地のポケットチーフを1枚持っていると、結婚式だけではなくビジネスシーンやパーティーで幅広く活用が可能です。女性はドレスやワンピースで華やかさを演出できますが、男性はシンプルなスーツスタイルだからこそ、小物で華やかさを演出しましょう。
結婚式で着るオーダースーツの相場は?
既製品で販売されている礼服の価格は、ネットショップや量販店などでは2〜3万円、百貨店では5〜10万円で販売されています。一方で、オーダースーツの価格はスーツの種類ではなく、仕立て方で大きく変わります。
オーダースーツの仕立て方は「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3種類です。それぞれの仕立て方と価格相場は、以下の表のようになります。
オーダー方法 | 仕立て方 | 価格相場 |
---|---|---|
パターンオーダー | 既成のサンプルから体型に近いスーツを選び、部分的に自分のサイズに合わせて仕立てる | 2~5万円 |
イージーオーダー | 既成の型紙から自分の体に合うものを選び、全体的に調整をして仕立てる | 5~20万円 |
フルオーダー | 採寸したデータから型紙を起こし、一人ひとりに合わせて仕立てる | 20~100万円 |
結婚式で着るオーダースーツを製作する場合は、価格と自由度のバランスに長けているイージーオーダーがおすすめです。イージーオーダーは、パターンオーダーより体にフィットしたスーツが製作でき、フルオーダーより価格を抑えられるため、双方の良いところを兼ね備えたオーダー方法です。
また、イージーオーダーは選べるオプションも多く、細部までこだわって製作ができます。ビジネススーツと比較すると着用する機会は多くないですが、大切な友人や上司の結婚式だからこそ、こだわりを詰め込んだオーダースーツでお祝いの気持ちを表しましょう。
おしゃれなオーダースーツで結婚式に出席しよう
結婚式に招待された際は、礼服で参列するのが基本です。ゲストは「ブラックスーツ」「ディレクターズスーツ」「ダークスーツ」の中から、新郎新婦との関係性や結婚式会場の雰囲気に合わせて選びます。
結婚式で着るスーツは、挙式に対する敬意や新郎新婦への祝福の気持ちを表せるように、おしゃれなスーツや着こなしを意識しましょう。これから購入を検討している方は、オーダースーツの製作ができるSuit Yaがおすすめです。
Suit Yaは、イージーオーダーでスーツが製作できるオンライン販売に特化したオーダースーツ店です。自社工場を持ち、自社運営・直接仕入れをしているため上質な生地でもリーズナブルな価格を可能にしています。
また、オーダーシャツの取り扱いや、ネクタイやチーフなどの小物もご用意しております。結婚式で着用するスーツをお探しの方は、ぜひトータルコーディネートができるSuit Yaをご検討ください。
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