【オーダースーツの生地一覧】おすすめと選び方のポイントを解説

2023/10/31

オーダースーツ

【オーダースーツの生地一覧】おすすめと選び方のポイントを解説

オーダースーツには、生地やデザインを自分好みに選べるメリットがあります。しかし「種類が豊富でどの生地を選べばよいのか分からない」という方もいるでしょう。

スーツの生地選びは、着心地や機能性に関わるため慎重に選ぶ必要があります。ビジネスマンであれば、毎日着用するスーツの着心地や快適さは、特に重要視したい部分です。
なお、生地は素材によって肌触りやつや感、ストレッチ性など大きな違いがあるため、生地選びの際は素材に注目するとよいでしょう。

この記事では、オーダースーツ生地の素材の種類や生地選びのポイントやおすすめの生地ブランドを紹介します。本記事を参考に、自分に適した生地の素材やブランドをぜひ見つけてください。

オーダースーツ生地の素材の種類

オーダースーツ生地の素材の種類 
オーダースーツ生地の素材は、植物や動物から取れる「天然繊維」と、科学的に加工して作られる「化学繊維」の2種類に大きく分けられます。天然繊維はさらに植物繊維・動物繊維に分類され、化学繊維は合成繊維・半合成繊維・再生繊維に細かく分類されます。繊維の種類ごとの主な素材は、以下の表の通りです。

繊維の種類 素材
植物繊維(天然繊維)
  • 綿(コットン)
  • 麻(リネン)
動物繊維(天然繊維)
  • シルク
  • ウール
  • カシミヤ
  • モヘア
合成繊維(化学繊維)
  • ポリエステル
  • ポリウレタン
  • ナイロン
半合成繊維(化学繊維)
  • アセテート
再生繊維(化学繊維)
  • レーヨン

 
それぞれ素材の特徴について解説していきます。ひとつずつ、詳しくみていきましょう。

綿(コットン)

植物繊維とは、植物の種子や葉から取れる繊維で、綿(コットン)はスーツ以外でも衣類の素材として多く使用されています。丈夫で熱に強く、通気性に優れているため、さらっとした着心地が特徴です。

一方で、シワになりやすいデメリットとカジュアルな印象があり、フォーマルなシーンには向きません。ビジネスシーンで着用する場合は、オフィスカジュアルが採用されている職場であれば問題ないでしょう。

麻(リネン)

麻(リネン)は、植物である麻の茎から取れる繊維を原料としており、通気性が良く春夏の定番素材です。優れた吸水力と発散性があり、柔らかでカジュアルな印象があります。

メリットは、使い込むことで程よい光沢感が増し、経年とともに変わる表情を楽しめる点です。また、繊維自体に抗菌性があるため、カビや雑菌の繁殖を防ぎ長く愛用できます。
一方で、デメリットは肘や膝など、よく曲げる関節部分にシワができやすい点です。

シルク

シルクは、蚕の繭からとれる絹糸を原料とした素材で、滑らかな触り心地や光沢が特徴です。スーツの生地に使用される場合は、ウールと組み合わせて製作されます。

見た目の美しさから、タキシードやフォーマルシーンで着用するスーツに多く使用されています。メリットは高い保湿性と静電気が起こりにくい点ですが、デメリットは取り扱いが難しく慎重に扱う必要がある点です。

ウール

ウールは、スーツの生地として最もオーソドックスな素材で、羊の毛から作られています。

吸湿性・放湿性に優れており、夏は涼しく冬は温かく過ごせる年間を通して人気の素材です。また、伸縮性や耐久性もあるため、快適な着心地とシワになりにくいメリットがあります。
一方で、水に濡れると縮みやすく虫が付きやすい点がデメリットです。

なお、ウールは織り方によって生地の質感が異なる特徴もあります。たとえば、通気性に優れた「平織」や、光沢のある「綾織」などがあり、織り方によって自分好みの生地を選べます。

カシミヤ

カシミヤは、中国やイランなどの山岳地帯に生息しているカシミヤ山羊の毛を使用した繊維です。美しい光沢や軽さ、しっとりとした肌触りが特徴で、高級素材として知られています。

なお、繊維が細いため耐久性が低く、スーツの生地として使用する際は一般的にウールと組み合わせて作られます。機能性や高級感を維持するには、連続使用を避けたり着用後はブラッシングをしたりするなどの手入れが重要です。

モヘア

モヘアは、トルコや南アフリカなどに生息しているアンゴラ山羊の毛を使用した繊維です。放湿性と放熱性に優れており、さらっとした着心地は高温多湿の日本で、夏向けの素材として人気があります。

また、上品で美しい光沢が特徴であり、パーティーシーンで着用するスーツにおすすめです。一方で、しなやかさに欠けるデメリットがあるため、スーツの生地として使用される場合はウールと組み合わせて作られます。

ポリエステル

ポリエステルは、石油を原料とする化学繊維では定番の素材です。シワになりにくく水に強いため、外回りの多い営業マンに適しています。また、ウォッシャブル仕様の素材として使われる場合もあり、自宅で簡単に手入れをしたい方におすすめです。

一方で、吸湿性の低さと静電気が起こりやすいデメリットがあります。湿気やにおいがこもりやすい特性があるため、夏場の使用は避けた方がよいでしょう。裏地にポリエステルが使われている場合は、熱を逃さない性質があり冬場は温かく過ごせます。

ポリウレタン

ポリウレタンは、合繊繊維のひとつで、ストレッチスーツに使われる代表的な素材です。伸縮性に優れており、スポーツウェアにも使用されています。スーツの素材としては、生地に数パーセント入っているだけでも、ストレッチ性が高まり動きやすくなります。

一方で、デメリットは天然繊維と比較すると耐久性に劣る点です。特に、紫外線や湿気に弱いため、経年劣化しやすく3〜5年が寿命といわれています。

ナイロン

ナイロンは、石油を原料とする合成繊維です。伸縮性があり摩擦に強いため、ストッキングの素材として主に使われていました。

現在は、オフィスカジュアルのスーツ生地として注目されるようになり、速乾性やシワになりにくい点がメリットです。一方で、デメリットは熱に弱く日光で黄ばんでしまう点です。なお、スーツ生地として使用される場合は、ウールと組み合わせて作られます。

アセテート

アセテートは、木材パルプを原料とした半合成繊維です。半合成繊維とは、自然由来の成分を合成物質である酢酸を使用して、化学的に処理して作られています。

なお、シルクのような美しい光沢と発色の良さが特徴です。肌触りがサラサラしていて汗をかいてもべたつかないため、スーツでは裏地としてよく使用されています。

レーヨン

レーヨンは、樹木や綿花など植物の繊維を溶かして糸にする再生繊維です。シルクの質感をイメージして作られており、肌触りがなめらかで光沢感があります。

スーツでは、袖通りを良くするために裏地として使用されたり、ウールと組み合わせて生地を滑らかにしたりする役割があります。水に濡れると強度が低下し縮みやすい性質があるため、自宅での洗濯は難しい点がデメリットです。

オーダースーツ生地の柄の種類

オーダースーツ生地の柄の種類
スーツの柄は相手に与える印象に大きく影響し、柄によって適した着用シーンもそれぞれ異なります。ここでは、人気のあるスーツの柄を4種類紹介します。

  • 無地
  • ストライプ
  • チェック
  • シャドー

相手に与えたい印象や着用シーンをイメージしながら、生地選びの参考にしてください。

無地

無地は、最も格式高い柄とされているためビジネスや冠婚葬祭など、シーンを選ばず着用できます。さまざまな色と柄のネクタイやワイシャツと相性が良く、社会人なら1着持っていると重宝するデザインです。

また、無地は柄がない分、色で印象が大きく変わります。定番のネイビーは、濃くなると知的・誠実・上品といった印象があり、明るくなるとカジュアルな印象になります。グレーは落ち着いた大人の印象があり、欧米ではチャコールグレーこそエグゼクティブな色として定番です。

なお、高級生地の光沢感や風合いの魅力を前面に出したい場合も、生地の質感が強調される無地がおすすめです。

ストライプ

無地に次いで人気のストライプは、ラインの幅やデザインによって印象が大きく異なります。ストライプが薄いほどフォーマルな場に適しており、ラインが太く間隔も広くなるとカジュアルさが増します。

ビジネスシーンでストライプを取り入れたい場合は、ピンストライプがおすすめです。針の頭のような小さな点が連続した柄で、ストライプの中でも上品さがあります。なお、入学式や七五三など、お祝いの場でも着用可能です。

カジュアルに着こなしたい場合は、チョークストライプやペンシルストライプが適しています。名前の通り、チョークや鉛筆で描いたような太いラインが特徴です。チョークストライプは秋冬用のスーツやフランネル素材のデザインとして、ペンシルストライプはネイビーやグレーの定番カラーのデザインとして使用されています。

チェック

プライベートでも着る機会の多いチェックは、無地やストライプと比較すると垢抜けた印象になります。

ビジネスシーンでチェックを取り入れたい場合は、マイクロチェックがおすすめです。格子が非常に小さく、遠目からだと無地のように見えるデザインです。スーツ地の色とチェックの色を同系色にすると、無地に見えるため、より落ち着いた印象になります。

なお、華やかに見せたい場合は、ブロックチェックやグレンチェックがおすすめです。
ブロックチェックは、正方形のブロックを並べたようなデザインで、日本では市松模様と呼ばれています。
グレンチェックは、千鳥格子と細い線の小さなチェックが組み合わされているイギリスの伝統的なデザインです。

シャドー

シャドーは、一見無地のように見えますが、光の当たる角度や見る角度によって柄が見える特徴があります。
スーツでよく取り入れられる柄は、シャドーストライプとシャドーチェックの2種類です。シャドーストライプは爽やかさ、シャドーチェックには上品さがあり、どちらもビジネスシーンに適しています。

「柄の入ったスーツにチャレンジしたいけど派手になりそうで心配」という方は、シャドー柄から取り入れてみるのがおすすめです。

オーダースーツの生地を選ぶ5つのポイント

オーダースーツの生地を選ぶ5つのポイント
オーダースーツの生地を選ぶ際は、素材だけではなく5つのポイントをもとに選ぶと好みの生地に出会えます。

  • 色・柄で選ぶ
  • 価格で選ぶ
  • 機能で選ぶ
  • 用途で選ぶ
  • ブランドで選ぶ

「何を基準に生地を選べばよいのか分からない」と悩んでいる方は、紹介するポイントをぜひ参考にしてみてください。

色・柄で選ぶ

スーツの色と柄は、相手に与える印象に大きく影響するため、選ぶ際は重要度の高いポイントです。たとえば、定番色のダークネイビーやチャコールグレーは、堅実さや落ち着いた印象を与えます。一方で、人と違った個性を出したい方はベージュやブラウン、主張の強い柄がおすすめです。

また、スーツの色や柄は視覚的にも分かりやすい部分であり、仕上がったスーツを着る自分を想像しながら選ぶ楽しさがあります。まさに、オーダースーツの醍醐味といえるポイントでしょう。

スーツの色や柄を選ぶポイントは以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

>>スーツの色・柄による印象は?シーン別の選び方やマナーを解説

価格で選ぶ

スーツの価格は、生地に使用されている繊維の種類とオーダー方法によって異なります。一般的には、大量生産が可能な合成繊維はリーズナブル、手間と時間のかかる天然繊維は高価な扱いです。なお、オーダースーツの仕立て方と価格相場は以下の表のようになります。

オーダー方法 価格相場
パターンオーダー 約2~5万円
イージーオーダー 約5~20万円
フルオーダー 約20~100万円

オーダースーツ店によって仕立て方は異なるため、予算が決まっている場合はオーダー方法を決めてからお店を選んでもよいでしょう。

オーダースーツの価格の相場や選び方のポイントは以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

>>オーダースーツの値段相場はいくら?種類別に比較!予算の決め方のポイントも解説

機能で選ぶ

近年、特定の機能に特化したスーツの人気が高まっています。具体的には「ウォッシャブル対応スーツ」と「ストレッチスーツ」です。

ウォッシャブル対応スーツは、自宅で手軽に洗濯ができる点がメリットです。素材は、ポリエステルや繊維自体に加工を施したウールが使用されています。クリーニングに出す時間のない忙しい方や、クリーニング代を節約したい方に最適な機能です。

>>Suit-Yaの洗えるオーダースーツ

また、外回りで活動量の多い営業マンには、収縮性に優れたストレッチスーツがおすすめです。素材は、ポリエステルやポリウレタンなどの合成繊維が使用されています。スーツ特有の窮屈さや動きにくさを軽減して、アクティブに過ごせます。

>>ストレッチ生地のオーダースーツの選び方・メリット・デメリットを徹底解説

用途で選ぶ

着用シーンやシーズンによっても、最適な生地は異なります。ビジネスシーンでは定番のネイビーやグレー、相手の好みに左右されない無地がおすすめです。なお、冠婚葬祭で着る場合はマナーとして選ぶ色や柄は自然と絞られます。お祝いの場からお悔やみの場まで着用可能なスーツが欲しい場合は、ブラックスーツを選びましょう。

また、着用シーズンに合わせて生地を選ぶと快適に過ごせます。春夏はさらっとした着心地のリネンやモヘア、秋冬は保温性のあるウールやカシミヤがおすすめです。

ブランドで選ぶ

せっかくオーダースーツを製作するなら、人気ブランドの生地を選びたい方もいるでしょう。生地の生産地としては、イタリアとイギリスのブランドが有名かつ人気があります。

イタリアのブランドは、滑らかな肌触りや上品な光沢のある生地が特徴です。イギリスや日本国産のブランドと比較すると、色と柄の豊富さや発色の良さも人気のひとつです。なお、イギリスのブランドは、耐久性がありシワになりにくい特徴があります。控えめな色とデザインが多いため、クラシックなスーツが欲しい方におすすめです。

具体的な、生地ブランドの特色についてはこのあと紹介していきます。

オーダースーツの生地ブランド一覧

オーダースーツの生地ブランド一覧
ここでは、Suit Yaで現在取り扱っている14のブランドを紹介します。

  • Loro Piana
  • Piacenza
  • DRAGO
  • TRABALDO TOGNA
  • TALLIA DI DELFINO
  • REDA
  • Canonico
  • E.THOMAS
  • Colombo
  • Paulo Oliveira
  • Marzotto
  • Guabello
  • Angelico
  • Corneliani

それぞれブランドの特徴や、どのような方に向いているかを紹介します。Suit Yaでオーダースーツを製作する際は、ぜひ参考にしてみてください。

Loro Piana

生産地 イタリア
生地の特徴
  • しなやかで柔らかい手触り
  • 高品質な原料
Loro Pianaがおすすめの方
  • ウール100%・コットン100%生地で製作したい方
  • 最高級生地で製作したい方

Loro Piana(ロロピアーナ)は、ピエトロ・ロロ・ピアーナによって1924年にイタリアのクアローナで創業しました。最大の特徴は、糸の原料である繊維から生地の製品化まで、一貫して自社工場で行っている点です。「最高の製品のみを保証する」をポリシーに、最高級の原料から最高級の製品を作り出しています。

また、素材の良さから生まれたしなやかな手触りが魅力です。Suit Yaではウール100%とコットン100%の生地を多く取り揃えております。

Piacenza

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 高級獣毛素材
  • クラシックな色と柄
Piacenzaがおすすめの方
  • 最高級生地で製作したい方
  • クラシックな印象が好きな方

Piacenza(ピアチェンツァ)は、1733年にイタリアで創業した老舗の高級生地ブランドで、世界で最も長い歴史があるといわれています。特に、キャメルやカシミヤなど高級獣毛に定評があり、世界中から良質な獣毛の素材を手に入れる努力を惜しまないブランドです。

また、ハイグレードなスーツ生地は、イタリア王室御用達ブランドになっています。なお、クラシックな色とデザインの生地が多く、品格のある正統派スーツが欲しい方におすすめです。

DRAGO

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 発色の良さ
  • 柔らかく適度にコシがある
  • Super130’s以上
DRAGOがおすすめの方
  • 機能性の高いスーツが欲しい方
  • お手入れの簡単なスーツが欲しい方

DRAGO(ドラゴ)は、Loro PianaとErmenegildo Zegnaに並び、イタリア産の高級生地を生産するブランドの一つです。生地の特徴は、繊維の太さを表すSuperが130以上の細い糸を使用して生地を製作している点です。Superは、数字が大きいほど繊維が細くて高品質といわれています。なお、最近のスーツ生地ではSuper110’sやSuper120’sが一般的ですが、Suit YaではSuper140’sのDRAGO生地をご用意しております。

また、最新のテクノロジーを駆使して、ウール本来が持っている質感を残しつつ「防湿」「撥水」「防シワ」の効果をプラスした機能性の高い生地も魅力です。梅雨がある日本では、その機能性を存分に発揮するでしょう。

TRABALDO TOGNA

生産地 イタリア
生地の特徴
  • ナチュラルなストレッチ素材
  • Super120’s以上
TRABALDO TOGNAがおすすめの方
  • 動きやすいスーツが欲しい方
  • 豊富な色とデザインから選びたい方

TRABALDO TOGNA(トラバルド・トーニャ)は、1840年にイタリアのビエラ地区で創業した老舗生地ブランドです。糸に強いひねりを加えて、糸本来が持つ自然なストレッチ性を高めた「エストラート」と呼ばれる独自技術を開発しています。エストラートは薬品で処理をせず、安全な反応染料を使用しているため、繊維によるかゆみを引き起こさないアレルギーフリーである点も魅力の一つです。

また、定番色からライトブラウンやカーキ、バーズアイやチェック柄など豊富な色とデザインから選べる楽しみがあります。

TALLIA DI DELFINO

生産地 イタリア
生地の特徴
  • ISO9002取得
  • 耐久性がある
  • Super120’s以上
TALLIA DI DELFINOがおすすめの方
  • 丈夫なスーツが欲しい方
  • 定番以外の色やデザインに挑戦したい方

TALLIA DI DELFINO(タッリア・ディ・デルフィノ)は、世界三大織物産地の一つであるイタリアのビエラ地方で創業した高級生地ブランドです。カシミヤとキャメルの製造業者協会CCMIに加盟しており、世界30ヵ国以上に販売ルートを確保しています。また、国際品質保証規格の最高位であるISO9002を取得しています。

生地の特徴は、イタリア特有の風合いと伸縮性や耐久性に優れている点です。定番の色と柄はもちろん、ブルーとチェックを組み合わせた生地といった、定番以外の個性あるデザインに挑戦したい方にもおすすめです。

REDA

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 高品質ながらリーズナブルな価格
  • ベーシックなデザイン
  • 柔らかくて軽い
REDAがおすすめの方
  • コスパの良いスーツが欲しい方
  • 高機能なスーツが欲しい方

REDA(レダ)は、量販店や百貨店などでも見かける人気生地ブランドです。羊毛から生地に仕上げるまでの全工程を徹底的に管理し、最新の生産設備で大量生産することでリーズナブルな価格を可能にしています。

生地の特徴は、イタリア生地らしい柔らかく軽い仕上がりと、上品なつやのある美しい見た目です。また、REDAを代表するATTOコレクションの生地は、ねじり合わせて強度を高めた糸を使用しているため、防シワ性・ストレッチ性・撥水性に優れています。

Canonico

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 柔らかくて軽い
  • 発色の良さ
  • 高品質ながらリーズナブルな価格
Canonicoがおすすめの方
  • コスパの良いスーツが欲しい方
  • 着心地の良いスーツが欲しい方

イタリア発祥のCanonico(カノニコ)は、世界的に有名なブランドから日本国内の人気ブランドであるTAKEO KIKUCHIやビームスの洋服に使用されている生地ブランドです。糸の紡績から生地になるまでを一貫して自社で行う大量生産により、高品質ながらリーズナブルな価格を可能にしています。

また、Canonicoの生地は柔らかな肌触りと軽さが特徴です。長時間スーツを着用するビジネスマンや重厚感のあるデザインを軽く着こなしたい方におすすめです。なお、発色の良さも魅力で、特にネイビーは落ち着いた色から明るい色まで人気があります。

>>カノニコとは?有名スーツ生地の魅力・おすすめ店舗を紹介

E.THOMAS

生産地 イタリア
生地の特徴
  • さまざまな素材を組み合わせた生地
  • 個性のある色と柄
E.THOMASがおすすめの方
  • イタリア産らしい柔らかな印象のスーツが欲しい方
  • 個性的な色と柄に挑戦したい方

E.THOMAS(イー トーマス)は、1922年にイタリアで創業した老舗高級ブランドです。日本での知名度はそれほど高くありませんが、クオリティーの高い生地を生産しています。

生地の特徴は、ウールやシルクなどの高級素材を組み合わせている点です。イタリア産らしい柔らかなタッチと軽い風合いながらも、個性のある色や柄は他ブランドとは一味違う魅力があります。なお、Suit Yaでは、ウール・リネン・シルクを組み合わせた生地をご用意しております。

Colombo

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 柔らかく滑らかな肌触り
  • カシミヤを中心に天然素材を扱っている
Colomboがおすすめの方
  • 天然繊維でスーツを製作したい方
  • コスパの良いスーツが欲しい方

Colombo(コロンボ)は、カシミヤと最高級ウールを中心とした最高級生地を専門的に扱うブランドです。上品なつやと滑らかな肌触りは、高級衣裳店や有名ブランドで使用されています。

また、独自の仕入れルートにより、高品質でありながらコストパフォーマンスに優れている点も魅力です。わずか30年で世界一の生産高を誇るまでに成長し、最高級毛織物生産において世界トップの地位を確立しています。

Paulo Oliveira

生産地 ポルトガル
生地の特徴
  • 防シワ性とストレッチ性に優れている
  • 自宅で洗える
  • 毛玉になりにくい
Paulo Oliveiraがおすすめの方
  • 高機能なスーツが欲しい方
  • お手入れの簡単なスーツが欲しい方

Paulo Oliveira(ポール オリベイラ)は、ポルトガルで1936年に創業した老舗生地ブランドです。生地の特徴は、ウールにポリエステルやポリウレタンを組み合わせている点です。そのため、ウール本来の質感にプラスして「ストレッチ性」「防シワ性」「ウォッシャブル」などの機能を兼ね備えています。自宅で洗濯できる手軽さは、日常使いのスーツとして役立つでしょう。

また、糸の染色から生地に仕立て上げるまで自社工場で一貫して行っており、高品質でありながらコストパフォーマンスに優れている点も魅力の一つです。

Marzotto

生産地 イタリア
生地の特徴
  • バリエーション豊かなデザイン
  • 高品質ながらリーズナブルな価格
Marzottoがおすすめの方
  • オーダースーツが初めての方
  • 高品質な生地のスーツをコスパ良く購入したい方

Marzotto(マルゾット)は、有名生地ブランドを傘下に収めるグループ企業であり、生産量の多さからイタリア最大規模の生地ブランドといわれています。高級ブランドスーツ店だけではなく、量販店でもMarzottoの生地を見かけるほどです。

生地の特徴は、グループ企業の力を活かしたバリエーション豊かなデザインと手にしやすい価格です。トレンドに常に敏感で、リサーチした情報から迅速に生地の生産をして、膨大な販売量につなげています。なお、トレンドに敏感ながらも尖った部分がなく、初めてのオーダースーツ製作の方にもおすすめです。

Guabello

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 落ち着いた色とデザインが多い
  • しっとりとした肌触りとつや感
Guabelloがおすすめの方
  • 着まわしやすいスーツが欲しい方
  • エレガントなスーツが欲しい方

Guabello(グアベロ)は、イタリアで1815年に創業した老舗生地ブランドです。伝統的な技術と最新のテクノロジーを活かした、高品質な生地を生産しています。

生地の特徴は、しっとりとした肌触りとつや感があり、生地が持つ独特の発色の良さです。落ち着いた色と柄が多いため、着回しやすさとエレガントな雰囲気も魅力の一つです。なお、大手紳士服店やセレクトショップなどのスーツに多く使用されています。

Angelico

生産地 イタリア
生地の特徴
  • ハリとコシのある生地
  • 柔らかく滑らかな肌触り
Angelicoがおすすめの方
  • オーダースーツ製作が初めての方
  • コスパの良いスーツが欲しい方

Angelico(アンジェリコ)は、1950年にイタリアで機織りメーカーとして創業した生地ブランドです。創業から5年後にはオリジナルコレクションの発表を始めて、次第に評判を広めていきました。

Angelicoの生地は、イタリア産ならではの風合いを残しつつ、強いハリ・コシのある生地が特徴です。また、紡績から染色、品質管理までの一貫生産体制により、比較的手頃な価格帯を実現しています。徹底された品質管理も特徴の一つで、生地にある少しの汚れやキズも見逃しません。

Corneliani

生産地 イタリア
生地の特徴
  • 上質な肌触り
  • 高い縫製技術
Cornelianiがおすすめの方
  • コスパの良いスーツが欲しい方
  • 着心地の良いスーツが欲しい方

Corneliani(コルネリアーニ)は、創業当初から原料選定や生産、物流までを一貫して自社で管理しているブランドです。そのため、品質とコストパフォーマンス共に満足度の高さがあります。

元々は有名な高級ブランドの縫製を請け負っていた工場でしたが、その縫製技術の高さからオリジナルブランドを発表するようになり、人気ブランドと肩を並べるまで成長しました。なお、熟練職人による伝統の技術と最新テクノロジーを融合した生地は、着心地の良さに定評があり「イタリアで最高の着心地」ともいわれています。

オーダースーツを作るならSuit Yaがおすすめ

オーダースーツを作るならSuit Yaがおすすめ
オーダースーツを製作する際の生地選びは、理想のスーツを仕立てるために重要です。選ぶ生地によって、着心地や機能性、適した着用シーズンは異なります。

もし、どこのオーダースーツ店で製作するか悩んでいる方には、Suit Yaがおすすめです。Suit Yaは、イージーオーダーでスーツを仕立てられる、オンラインに特化したオーダースーツ店です。

なお、選べる生地は400種類以上ご用意しております。生地ブランドが決まっていない場合も「色」「柄」「価格」「シーズン」「機能」「用途」から検索ができるため、好みの生地が見つかるでしょう。実際に生地を見たい方には、送料無料で生地サンプルをお届けしています。

スーツだけではなく、ネクタイやワイシャツなど幅広く取り扱いがあるため、トータルコーディネートができるSuit Yaをぜひご検討ください。

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