【2026年】オーダースーツが安いコスパ最強ブランド10選!2万円台から作れる店を価格・納期で比較

2026/10/01

オーダースーツ

オーダースーツは安いものでも大丈夫?失敗しない選び方とおすすめブランドを紹介

「既製スーツだと肩は合っても袖が余る」

「ウエストを詰めるとヒップが窮屈になる」

「かといってオーダースーツとなると、10万円近くかかるイメージがあって踏み出せない」

そんな方は少なくありません。

実際に調べ始めると、「2万円台から」とうたう店もあれば「5万円から」という店もあり、しかもその金額が初回限定だったり2着同時購入が前提だったりと条件がバラバラで、どれが本当に自分の払う額なのか分からなくなってしまいます。

結論からお伝えすると、オーダースーツは2万円台から作れます。ただし2万円台の多くは「初回限定」か「2着以上まとめ買い」という条件付きで、条件なしで1着だけ作る場合の実勢は3万円前後から4万円台です。ここを取り違えたまま店を選ぶと、予算オーバーか、納得できない仕上がりのどちらかになります。

この記事では、主要10ブランドの最安価格・適用条件・納期・保証を2026年9月時点の公式情報でそろえた比較表を用意したうえで、価格帯ごとの相場感、安くても品質を見極める5つのポイント、さらに安く作るコツ、そして安さで選んで後悔しないための注意点までを解説します。

読み終えるころには、「自分の予算でどこまでできるのか」がはっきりし、条件のからくりに惑わされずに1着目を注文できる状態になっているはずです。

Table of Contents

安いオーダースーツブランド10選【価格比較表】

まずは主要10ブランドを、最安価格の安い順に並べて比較します。価格はすべて税込に統一し、その金額が適用される条件も併記しました。

ブランド 最安価格(税込) 価格の適用条件 注文方法(初回) 納期の目安 お直し・保証
DANKAN 18,700円 条件なし(エントリーラインの通常価格) 店舗採寸 約1か月/特急2週間(+4,400円) 3か月以内の調整は初回無料、ウエスト・股下は1年間無料
オーダースーツSADA 21,780円 初回のお客様限定(2回目以降は27,280円〜) 店舗採寸が基本/ネットショップあり 約1か月 1か月以内の寸法調整無料、ウエスト直し3年間無料、全額返金保証あり
Suit Ya 29,800円 条件なし(定価52,800円からの割引価格) ネット完結 約30日 ジャストサイズ保証(初回1着目1回・自己オート採寸が対象)
洋服の青山 Quality Order SHITATE 31,900円 条件なし(2着同時購入なら2着52,800円) 初回は店舗採寸/2回目以降オンライン可 最短14〜16日 お渡しから1年間、微調整・可能な範囲の修理が無償
KASHIYAMA 33,000円 条件なし(初回20%OFF適用時は26,400円) 初回は店舗採寸/2着目以降オンライン可 最短1週間 満足保証30日間無料、ウエストの変化は365日間無料
FABRIC TOKYO 39,900円 条件なし 初回は店舗でサイズ登録/以降ネット完結 約4週間(公式の最短表記は2週間) お届けから50日以内なら無料で作り直し
DIFFERENCE 41,800円 条件なし(2着セットなら1着あたり30,800円) 店舗採寸/AI画像採寸アプリでネット注文も可 3週間前後(2着セット価格は4週間前後) 注文日から1年間、サイズ調整無料
グローバルスタイル 41,800円 条件なし(2点以上同時購入なら1点あたり26,400円) 初回は店舗採寸(初回のネット注文は不可) 約3〜4週間 お渡し予定日から3か月以内は無料でお仕立て直し、返金保証あり
UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S 42,900円 条件なし(2着52,800円=1着あたり26,400円) 初回は店舗採寸/無料の出張オーダーあり 約3〜4週間 お渡しから1年間、微調整・可能な範囲の修理が無償
SUIT SELECT AI SPEED ORDER 42,900円 海外縫製の場合(国内縫製は49,500円〜) 店舗でAI画像採寸 最速10日〜(対象生地10種)/国内最速2週間・海外最速3週間 購入から6か月間は無料でお直し

※価格・納期・保証はいずれも2026年9月時点の各社公式サイトの記載にもとづいています。キャンペーンや価格改定で変わることがあるため、注文前に必ず公式サイトでご確認ください。

※掲載順は最安価格の安い順に並べたもので、優劣や順位を示すものではありません。

この表を見て最初に気づいていただきたいのは、2万円台の価格には必ずと言っていいほど条件が付いているという点です。DANKANの18,700円のように条件なしのケースもありますが、SADAの21,780円は初回限定、KASHIYAMAの26,400円は初回かつ店舗購入かつ対象生地限定、グローバルスタイルとUNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'Sの26,400円は2着以上をまとめて買った場合の1着あたり単価です。

「1着だけ、条件なしで作りたい」という前提で並べ直すと、現実的な下限は3万円前後になります。

「安いオーダースーツ」はいくらから?価格帯の目安

オーダースーツの価格は、大きく3つの帯に分かれます。それぞれ何が違うのかを押さえておくと、自分の予算でどこまで望めるかが判断しやすくなります。

1〜2万円台:条件付きか、エントリーライン

条件なしの通常価格でこの帯に入るのは、エントリーラインを持つ一部の店だけです。下限は18,700円あたりで、ここから2万円台前半までが「条件なしで最も安く作れるゾーン」になります。

これに対して、条件付きで2万円台に下がる選択肢はもっと多くあります。

  • 初回限定価格(2万円台前半)
  • 初回20%OFFのような割引(2万円台後半)
  • 2着以上まとめ買いしたときの1着あたり単価(2万円台後半)

つまり2万円台という価格は、条件を使えば選択肢が一気に広がる帯だと考えてください。

この帯の生地は、ポリエステル混や国内定番のベーシック素材が中心です。裏地やボタンといった仕様の選択肢も、上位ラインに比べると絞られます。そのぶん「まず一度オーダーを体験してみる」「仕事用の消耗枠として割り切る」という使い方には向いています。

注意しておきたいのは、初回限定価格は文字どおり1回きりだという点です。2万円台前半の初回価格が、2回目以降は2万円台後半から3万円台に上がるのが一般的です。同じ店で継続して作るつもりなら、初回価格ではなく2回目以降の価格で比較したほうが、実際の負担に近くなります。

3万円台:条件なしで1着作れる実質的な入口

まとめ買いも初回限定も使わず、1着だけ作る場合の現実的なスタートラインがこの帯です。3万円前後から3万円台前半にかけて、条件なしで選べる店が一気に増えます。

生地はウール混からウール100%まで選べるようになり、シルエットやディテールの選択肢も増えます。既製スーツの中価格帯とほぼ同じ予算で、自分の寸法に合わせた1着が作れるのがこの帯の魅力です。

オーダースーツの価格が何で決まるのかをもう少し詳しく知りたい方は、オーダースーツの値段の相場もあわせてご覧ください。

4〜5万円台:生地ブランドとモデルの選択肢が広がる

4万円前後から5万円弱が、店舗を持つブランドの単品価格が集まる帯です。今回比較した10ブランドのうち5つがここに入ります。

ここまで来ると、Canonico や REDA といったインポート生地の入口が見えてきます。ジャケットのモデル(型)を複数から選べる店も増え、体型の癖に合わせた補正の幅も広がります。

一方で、この帯の店の多くは2着セット割を用意しており、2着まとめれば1着あたり2万円台後半に収まるケースがあります。「1着4万円台」と「2着で1着あたり2万円台」のどちらが得かは、2着目を実際に使うかどうかだけで決まります。着回しに2着目が必要ならセット価格、1着で足りるなら単品価格で比較してください。

なぜ同じブランドで価格が2倍近く違うのか

比較表で目を引くのが、同じブランドに「26,400円」と「41,800円」のように2つの価格が並んでいるケースです。これは値下げでも改定でもなく、購入する着数によって適用される価格が変わる仕組みです。

2点以上を同時に購入した場合の1点あたりの金額を、単品価格とは別に案内している店があります。「コンビ価格」「ペア価格」「2着セット価格」などと呼ばれ、単品価格より1着あたり5,000円から16,000円ほど安くなります。1着だけ購入する場合に適用されるのは単品価格のほうです。

こうしたセット価格は、その多くが「1人で2着」だけでなく「友人・家族と1着ずつ」という買い方も認めています。そのため、同僚や家族と一緒に行けば、1着しか要らない人でもセット価格を使えることがあります。条件は店ごとに違うので、比較表の「価格の適用条件」欄で確認してください。

安いオーダースーツブランド10選【価格の安い順】

ここからは10ブランドを最安価格の安い順に紹介します。各ブランドの基本スペック、特徴、向いている人、そして注文前に知っておきたい点をまとめました。価格はすべて税込、出典は各社公式サイト(2026年9月時点)です。

DANKAN(18,700円)

DANKAN(ダンカン)公式サイト

最安価格 18,700円(エントリーライン)
価格の条件 条件なし。初回限定でもまとめ買い前提でもない通常価格
注文方法 初回は店舗で採寸。採寸データがあればオンライン接客からの注文も可
納期 約1か月/特急仕立て約2週間(+4,400円)
生地 500種類以上。Zegna、Canonico、John Foster、REDA、Loro Piana などを取扱
店舗数 全国37店舗
保証 3か月以内の調整は初回無料。お渡しから1年間、パンツのウエストと股下調整は何度でも無料

DANKANは1978年創業、長崎県平戸市に自社縫製工場を持ち、国内一貫生産を公表しているブランドです。代理店や商社を介さない直販体制であることを、価格の根拠として明示しています。

注目すべきは、18,700円という価格に初回限定もまとめ買いも条件が付いていないことです。今回比較した10ブランドのなかで、条件なしの1着価格としては最も安い水準になります。

1着だけ作りたい方、国内縫製にこだわりたい方、条件の読み解きに時間をかけたくない方に向いています。

初回は来店採寸が必要です。店舗は全国37店舗のため、お住まいの地域によっては通える範囲にない可能性があります。来店が難しい方向けにセルフフィッティングサービスも案内されています。

オーダースーツSADA(初回21,780円)

オーダースーツSADA 公式サイト

最安価格 21,780円(初回お試し価格。シングル上下1着)
価格の条件 初回のお客様限定。2回目以降はベーシック素材27,280円〜
注文方法 店舗での全身採寸が基本。ネットショップでのオンラインオーダーも可
納期 標準約1か月。10日間お急ぎ便・3日間超特急便あり
生地 2,000種類以上。Zegna、Loro Piana、Scabal などを取扱
店舗数 全国47店舗
保証 お仕立て1か月以内の寸法調整無料、ウエスト直し3年間無料、全額返金保証あり

SADAは自社工場を持ち、全身を採寸したデータから一人ひとりの型紙を作る方式を採っています。年間約13万着という実績を公表しており、価格に対して保証制度が手厚いのが特徴です。

初回特典として、5,500円引きまたは人気オプションのプレゼントを選べるほか、通常7,700円の10日間お急ぎ便が初回無料になります。

まず1着試してみたい方、納期を短縮したい方、ウエストの変化に長く対応してほしい方に向いています。

21,780円は初回限定です。2着目以降は27,280円からになるため、継続して作るつもりなら2回目以降の価格で検討してください。また、オンラインでの自己採寸は補償の対象外と案内されています。

Suit Ya(29,800円)

Suit Ya(スーツヤ)公式サイト

最安価格 29,800円(定価52,800円からの割引価格)
価格の条件 条件なし。初回限定でもまとめ買い前提でもない
注文方法 ネット完結。来店不要
納期 約30日
生地 Loro Piana、Marzotto、Guabello、Drago、REDA、Canonico、E.Thomas など
オプション お台場仕立て・本切羽・貝ボタン・刺繍などの追加料金なし
保証 ジャストサイズ保証(初回1着目1回・自己オート採寸での注文が対象)

Suit Yaは実店舗を持たず、注文から採寸登録までをすべてオンラインで完結させるネット専業のブランドです。中間コストを抑えたぶんを生地に回す設計で、29,800円の価格帯からウール100%のSuper素材を選べます。

採寸方法は4種類あり、自己オート採寸のほか、手持ちのスーツを郵送して採寸を代行してもらう方法、いつも買う既製サイズから選ぶ方法、他社でオーダーした寸法を入力する方法から選べます。自分で測る自信がない方でも進められる設計です。

近くに店舗がない方、来店の時間が取れない方、追加オプション料金を気にせず仕様を決めたい方に向いています。

ジャストサイズ保証は初回の1着目1回に限られ、かつ自己オート採寸で注文した場合が対象です。採寸代行や既製サイズからの注文は対象外となるため、保証を使いたい場合は採寸方法の選択に注意が必要です。納期は約30日と、店舗系より長めに見ておくほうが安心です。

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洋服の青山 Quality Order SHITATE(31,900円)

洋服の青山 Quality Order SHITATE 公式サイト

最安価格 31,900円
価格の条件 条件なし。2着同時購入なら2着52,800円(11,000円OFF)
注文方法 初回は洋服の青山の取扱店舗で採寸。2回目以降はオンライン可
納期 最短14〜16日
生地 メンズ約200種類、レディース約100種類以上
店舗数 公式の取扱店舗一覧に全国673店舗を掲載
保証 お渡しから1年間、微調整および対応可能な範囲の修理が無償

洋服の青山が立ち上げたパターンオーダー専門ブランドです。生地の仕入量とオーダー工程の効率化によって価格を抑えていることを公式に説明しています。

最大の強みは店舗網です。取扱店舗が47都道府県すべてにあり、地方在住でも通える範囲に見つかりやすいのが他ブランドとの大きな違いになります。店舗での接客は5ステップ・最短40分で完了すると案内されています。

近所でプロに採寸してもらいたい方、2着まとめて作りたい方、1年間のお直し保証を重視する方に向いています。

2着52,800円は「別々の人との組み合わせ」でも適用されます。1着しか要らない場合でも、同僚や家族と一緒に注文すれば1着あたり26,400円で作れる計算になります。

KASHIYAMA(33,000円/初回26,400円)

KASHIYAMA(カシヤマ)公式サイト

最安価格 33,000円(初回20%OFF適用時は26,400円)
価格の条件 初回価格は店舗購入・対象生地限定・他キャンペーンとの併用不可
注文方法 初回は店舗でフィッターが採寸。2着目以降はオンライン注文可
納期 最短1週間
サイズ 160種超のサイズパターン、調整箇所36か所、組み合わせ3,300通り以上
保証 満足保証30日間無料、ウエストの変化によるお直しは365日間無料

KASHIYAMAはオンワードが展開するブランドで、工場から直接顧客に届けるF2C体制によって短納期と価格を両立させていると説明しています。

特筆すべきは最短1週間という納期です。今回比較した10ブランドのなかで最も早く、急な冠婚葬祭や入社前の準備にも間に合わせやすい水準です。

着用日が近く急いでいる方、体型が変わりやすくウエスト調整を長く受けたい方に向いています。

初回20%OFFの26,400円には、店舗購入であること、対象生地であること、他のキャンペーンと併用しないことの3つの条件が付きます。オンライン注文では適用されないため、割引前提で検討する場合は来店が必須です。

FABRIC TOKYO(39,900円)

FABRIC TOKYO 公式サイト

最安価格 39,900円(2ピーススーツ)
価格の条件 条件なし
注文方法 初回のみ店舗でサイズ登録(最短15分・無料)。以降はネット完結。自宅採寸も可
納期 約4週間(公式の最短表記は2週間)
生地 300種類以上。ジャージー素材、自宅で洗える生地、シワになりにくい生地など機能性生地が中心
店舗数 全国9店舗
保証 お届けから50日以内なら無料で作り直し

FABRIC TOKYOは一度サイズを登録すれば、以降はスマホから注文できる仕組みを整えたブランドです。10万人を超える採寸実績を公表しており、組み合わせは100万通り以上とされています。

機能性生地のラインナップが厚く、自宅で洗える、ストレッチが効く、シワになりにくいといった実用面を重視した生地選びができます。

毎日スーツを着る方、手入れの手軽さを重視する方、初回だけ来店してあとはネットで完結させたい方に向いています。

納期について、公式サイト内で「最短2週間」と「約4週間」の2つの表記が併存しています。実際の運用目安としては約4週間を見ておくのが安全です。店舗は全国9店舗と限られるため、初回のサイズ登録は自宅採寸を選ぶ方も多くなります。

DIFFERENCE(41,800円/2着セットなら1着30,800円)

DIFFERENCE(ディファレンス)公式サイト

最安価格 41,800円(1着)/2着61,600円=1着あたり30,800円
価格の条件 30,800円は2着まとめ買いが前提。1人で2着でも、家族・友人と1着ずつでも可
注文方法 店舗採寸、またはAI画像採寸アプリ「D MEASURE」で自宅から注文
納期 3週間前後(2着セット価格は4週間前後・納期短縮の対象外)
生地 LIMITED WOOL、Graphene、Zegna TRAVELLER、Carlo Barbera など24の生地ライン
店舗数 全国64店舗
保証 注文日から1年間、サイズ調整無料

DIFFERENCEはコナカが展開するブランドで、写真2枚と数項目の入力でサイズを割り出すAI画像採寸アプリ「D MEASURE」を用意しているのが最大の特徴です。店舗に行かずにネットで注文を完結させることもできます。

ニュージーランド政府の協力のもとで進めるサステナブル認定のLIMITED WOOLなど、生地のストーリーを打ち出している点も他ブランドと異なります。

アプリで手軽に採寸したい方、2着まとめて作る予定がある方、生地の背景まで含めて選びたい方に向いています。

30,800円は初回限定価格ではなく、2着セット時の1着あたり単価です。このセット価格を選ぶと納期が4週間前後になり、有料の納期短縮サービスは使えません。急ぎの場合は通常価格のラインを選ぶ必要があります。

グローバルスタイル(41,800円/2点以上なら1点26,400円)

グローバルスタイル 公式サイト

最安価格 41,800円(単品)/2点以上同時購入なら1点あたり26,400円
価格の条件 26,400円は「コンビ価格」。2点以上の同時購入が前提
注文方法 初回は必ず店舗で採寸(初回のネット注文は不可)。2回目以降はオンラインオーダー可
納期 約3〜4週間
生地 約5,000種類
店舗数 全国40店舗
保証 お渡し予定日から3か月以内は無料でお仕立て直し。返金保証あり(店舗購入は3か月以内)

グローバルスタイルは、約5,000種類という生地の点数が際立つブランドです。今回比較した10ブランドのなかで最も多く、インポート生地から定番のビジネス生地まで幅広く選べます。

上位ラインとして、ZERO Like®デザイン(37,400円〜)、KAISERデザイン(48,400円〜)、KAISER PREMIUM(103,400円〜)、プレミアムオーダー(185,900円〜)も用意されています。

生地をじっくり選びたい方、2着以上まとめて作る予定がある方、仕立て直し保証を重視する方に向いています。

26,400円のコンビ価格は2点以上の同時購入が条件で、1着だけなら41,800円です。また初回はネット注文に対応しておらず、必ず来店が必要です。期間限定のフェアも頻繁に実施されていますが、内容が月単位で変わるため、注文時点の公式サイトで確認してください。

UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S(42,900円/2着52,800円)

UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S 公式サイト

最安価格 42,900円(1着)/2着52,800円=1着あたり26,400円
価格の条件 26,400円は2着購入時の1着あたり単価
注文方法 初回は店舗のみ(メール・電話・初回オンラインは不可)。2回目以降はオンライン可。無料の出張オーダーあり
納期 店舗オーダーは約3〜4週間(2回目以降のオンライン注文は約1か月後の発送)
生地 約500種類(Q&A表記)。尾州66,000円〜、Canonico・REDA 77,000円〜、Zegna・Loro Piana 99,000円〜
店舗数 オーダー取扱店リスト掲載で46店舗
保証 お渡しから1年間、微調整・可能な範囲の修理が無償

UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'Sでは、ジャケットはNAPORI、MILANO、BRITISH、FIRENZEの4モデル、パンツは8モデルから選べ、メンズのサイズ展開は60種類(身長約150〜200cm)に及びます。体型の幅に対応する設計が明確なブランドです。

バルカポケット、上襟裏ヒゲ折り返し、Dカン、お台場仕立てなどのクラシックディテール7項目が無料の標準装備になっている点も特徴です。

標準的な既製サイズが合いにくい方、クラシックなディテールを追加料金なしで入れたい方、来店が難しく出張採寸を使いたい方に向いています。

初回は必ず来店が必要で、メールや電話、オンラインでの初回注文は受け付けていないと明記されています。無料の出張オーダーサービスがWebから予約できるため、来店が難しい場合はこちらを検討してください。縫製は中国縫製であることが公式Q&Aに記載されています。

SUIT SELECT AI SPEED ORDER(42,900円〜)

SUIT SELECT AI SPEED ORDER 公式サイト

最安価格 海外縫製42,900円〜/国内縫製49,500円〜(いずれもジャケット+パンツ)
価格の条件 条件なし。縫製地によって価格が分かれる
注文方法 店舗でAI画像採寸。来店予約なしでも可
納期 最速10日(10日間仕上げ対応の生地10種)/その他は国内縫製最速2週間・海外縫製最速3週間
生地 10日間仕上げ対応の10種+オリジナル生地150種類以上。Marzotto、Canonico、REDA、Zegna なども取扱
シルエット SKINNY、SLIM TAPERED、BLACK LINE、CLASSICO TAPERED の4種
保証 購入から6か月間は無料でお直し

SUIT SELECT AI SPEED ORDERは、アプリで4項目を入力し写真を2枚撮るだけでサイズを割り出すAI画像採寸を採用しており、採寸にかかる時間は約10分と案内されています。その後スタッフがゲージ服で確認する流れです。

型紙を1つしか持たない店が多いなかで、4つのシルエットから選べることを訴求しています。総合監修はクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏です。

シルエットを選んで印象を変えたい方、採寸に時間をかけたくない方、10日程度で受け取りたい方に向いています。

価格が国内縫製と海外縫製で分かれており、42,900円は海外縫製の場合です。最速10日で仕上がるのは対象10生地に限られ、それ以外は国内縫製で最速2週間、海外縫製で最速3週間が目安になります。

安くても品質を落とさないための5つの見極めポイント

価格が抑えられているオーダースーツは、どこかでコストを削っています。問題は「削ってよい部分」を削っているかどうかで、これは自分の使い方によって変わります。次の5点を、自分の条件に当てはめながら確認してください。

生地の混率は「着用頻度と天候」で決める

最も価格に直結するのが生地です。ここで「ウール100%のほうが上」と考えると判断を誤ります。どちらが正解かは使い方で変わります。

あなたの使い方 選ぶ混率 引き換えに諦めること
毎日着る。雨の日も電車移動もある ポリエステル混 光沢と肌ざわりはウール100%に劣る
週1〜2回。人前に出る日に着る ウール100% シワになりやすく、雨に弱い
夏場に着る機会が多い 清涼素材・ストレッチ混 生地の高級感より機能を取る選択になる

ポリエステル混はシワになりにくく雨に強いため、着用頻度が高い人にとっては実用面で有利です。安いラインの生地がポリエステル混であること自体は、手抜きではなく用途との相性の問題だと考えてください。

避けたいのは、混率が商品ページに書かれていないケースです。「オーダーだからウール100%だろう」と思い込んで注文すると期待とずれます。

素材ごとの違いはスーツ生地の種類と選び方で整理しています。

縫製と芯地は「何年着るつもりか」で決める

芯地は胸まわりの立体感と着用年数に関わる部分です。判断の基準は、その1着を何年着るつもりかです。

  • 2〜3年で買い替える前提なら、接着芯で十分です。価格を抑えたラインは接着芯が一般的で、この用途なら差は出にくい
  • 5年以上着たい、型崩れを避けたいなら、上位ラインで総毛芯を標準にしているブランドを検討する価値があります

縫製地については、国内縫製が常に優れているというわけではありません。海外の大規模工場は設備投資と量産効果でコストを下げつつ、安定した品質を出しているケースも多くあります。見るべきは「縫製地が公開されているか」です。公開されていれば自分で判断でき、書かれていなければ判断材料がないということになります。

公開のしかたには幅があります。自社工場の所在地まで明記している店、海外縫製であることを明記している店、国内縫製と海外縫製で価格を分けている店など、いずれも判断材料としては十分です。逆に、縫製地に一切触れていない場合は、問い合わせるまで分からないということになります。

サイズ展開の数は「既製で困っているか」で見る

オーダースーツは、大きくパターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3方式に分かれます。今回紹介した価格帯のほとんどはパターンオーダーで、既存の型紙から体型に近いものを選んで補正する方式です。

ここで大事なのは、サイズ展開の数を全員が気にする必要はないということです。

  • 既製のA5やAB6でおおむね合っている方は、サイズ展開数を判断材料にしなくてよい。どのブランドでも近いところから始められる
  • 既製で「肩は合うが胸がきつい」「左右差がある」といった不一致がある方は、ここが効く。ベースの型紙とサイズの種類が多いほど、自分に近いところから補正を始められる

後者にあたる方は、サイズ展開数や調整箇所の数を公表しているかを見てください。メンズで60サイズ前後、サイズパターンが100種を超える、調整箇所が30か所以上といった数字を出している店があり、これが多いほど補正の起点を自分に近づけられます。

保証は「自分の不安の種類」で選ぶ

保証は「1年間」「30日間」と期間で比べたくなりますが、期間が長くても対象範囲が狭ければ使えません。見るべきは、自分が抱えている不安が対象に入っているかです。

あなたの不安 確認すべき条件 業界の設定の目安
届いたサイズが合わなそう 「調整」ではなく「作り直し」に対応するか 到着から50日以内に1回無料、といった設定がある
体重が変わりやすい 体型変化によるお直しの対象部位と期間 ウエスト調整のみ1年間〜3年間無料という設定が多い
仕上がりに納得できなかったら困る 無料の仕立て直しや返金保証があるか 3か月以内の無料仕立て直しや返金保証を設ける店もある
長く着るので何度も直したい 期間内の回数制限と対象部位 お渡しから1年間の無償対応が比較的多い

各ブランドの具体的な保証内容は、この記事の比較表と次章のスペック表に記載しています。

期間とあわせて確認したいのが対象部位です。ウエスト調整のみ無料というケースと、着丈や肩幅まで含むケースでは、実質的な安心感がまったく違います。とくに肩幅は直しにくく費用も高い部位なので、ここが含まれるかどうかは聞く価値があります。

オプションは「入れたい仕様を3つ書き出して」総額で比べる

表示価格はあくまで最小構成です。お台場仕立て、本切羽、AMFステッチ、裏地の変更といった仕様を足していくと、最終的な支払額が表示価格を大きく上回ることがあります。

ここで有効なのは、店を見る前に「自分が入れたい仕様」を3つだけ書き出しておくことです。そのうえで各ブランドの価格を「最安価格+その3つの合計」で並べ直します。この作業をすると、順番が入れ替わることは珍しくありません。

たとえばAMFステッチ3,850円、本切羽3,300円、ウォッシャブル加工2,200円という設定の店なら、この3つを入れるだけで9,350円上がります。一方で、こうした仕様を追加料金なしの標準装備としているブランドもあり、その場合は表示価格のまま注文できます。同じ「4万円」でも、総額では1万円近く差がつくということです。

仕様に強いこだわりがない方は、この観点は飛ばして構いません。最安価格のまま比較すれば足ります。

オーダースーツをさらに安く作る5つのコツ

同じブランドでも、買い方を変えるだけで1着あたり5,000円から16,000円ほど変わります。ただし5つすべてを使える人はいません。自分の状況で使えるものだけを選ぶのが前提です。

あなたの状況 使えるコツ 1着あたり下がる目安
2着以上ほしい、または一緒に買う人がいる まとめて注文する 5,500〜16,500円
このブランドで初めて作る 初回限定価格を使う 5,500〜6,600円
着る時期が決まっていない フェアの時期を狙う 数千〜1万円程度
予算の上限が決まっている 生地を標準ラインに抑える 2万円以上動くことも
来店の予定が立てにくい ネット完結型を選ぶ 店舗コスト分が価格に反映

効果が最も大きいのは、表のとおりまとめ買いです。以下、順に見ていきます。

2着以上まとめて注文する

効果が最も大きいのがこれです。単品価格とセット価格の差を具体的に見ると、その大きさが分かります。

単品価格の帯 まとめ買い時の1着あたり 1着あたりの差額
4万円台 2万円台後半 15,000〜16,500円
4万円台 3万円台前半 11,000円前後
3万円台前半 2万円台後半 5,500円前後

単品価格が高い店ほど、まとめ買いの割引幅も大きくなる傾向があります。4万円台の店なら1着あたり1万円以上下がるため、2着必要な人が単品価格で1着ずつ買うのは、いちばん損な買い方ということになります。どのブランドがどの条件かは、この記事の比較表の「価格の適用条件」欄で確認できます。

見落とされがちですが、これらの多くは「1人で2着」に限定されていません。友人や家族と1着ずつ買う組み合わせでも適用されます。つまり1着しか要らない方でも、一緒に買う相手が1人見つかればセット価格が使えるということです。

職場で同じタイミングにスーツを作る人がいないか、家族に買い替え予定がないかを確認してみてください。この5分の確認で1万円以上変わる可能性があります。

初回限定価格を活用する

初回限定価格の設定は2通りあります。初回だけの特別価格を出す形(2万円台前半で、2回目以降は2万円台後半に戻る)と、初回のみ20%OFFにする形(3万円台の通常価格が2万円台後半になる)です。いずれも下がる幅は5,500〜6,600円程度です。

使うべきなのは、そのブランドで1着だけ試したい段階です。逆に、同じブランドで継続して作るつもりなら、初回価格ではなく2回目以降の通常価格で比較してください。初回だけ安くても、2着目以降が高ければ総額は逆転します。

条件の確認は必須です。初回割引には「店舗購入に限る(オンライン注文は対象外)」「対象生地に限る」「他キャンペーンと併用不可」といった条件が付くことが多く、3つとも付いている店もあります。割引を前提に検討するなら、来店が必要かどうかを先に確かめてください。

フェアやセールの時期を狙う

多くのブランドが期間限定のフェアを実施しており、通常価格より1着あたり数千円から1万円程度下がることがあります。

ただしこのコツが使えるのは、着る時期が決まっていない場合だけです。フェアは内容も期間も頻繁に入れ替わるため、待つ前提の方法になります。入社式や結婚式など期日がある場合は、フェアを待たずに注文してください。

スーツ全般の値下がりしやすい時期についてはスーツのセール時期で解説しています。

生地のグレードを下げ、仕様にお金をかけない

総額を最も大きく動かすのが生地です。インポート生地に変えるだけで2万円以上上がることもあります。予算に上限があるなら、生地は標準ラインに抑え、オプションも標準装備の範囲に留めるのが合理的です。

判断の順番としては、先に「生地と仕様のどちらにお金をかけたいか」を決めておくことです。追加料金なしで仕様を選べるブランドを選べば、浮いた分を生地に回せます。逆に生地を標準ラインで割り切れば、仕様に予算を配分できます。これを決めずに店頭に行くと、両方に足して予算を超えます。

ネット完結型を選んで店舗コストを避ける

実店舗を持たないブランドは、家賃と人件費がかからないぶんを価格に反映できます。来店の交通費と移動時間がかからないことも、実質的なコスト削減になります。

ただし採寸を自分で行う必要があり、寸法の精度は自己責任になります。このコツが向いているのは、既製サイズでおおむね合っている方、または手持ちのスーツを送って採寸を代行してもらえるサービスを使える方です。体型が標準から外れていて採寸代行も使えない場合は、初回だけ店舗で採寸したほうが結果的に安く済みます。

採寸の具体的な手順はオーダースーツの採寸方法で解説しています。

安さで選んで後悔しないための注意点

価格だけで決めてしまうと、あとから「思っていたのと違う」となりがちです。注文前に必ず確認しておきたい3点を挙げます。

表示価格が「自分の払う額」かどうかを確認する

比較表でも見たとおり、2万円台の価格の多くには条件が付いています。初回限定なのか、2着以上が前提なのか、店舗購入に限られるのか。この3つのどれかに当てはまる場合、あなたが実際に払う額は表示価格と変わります。

とくに注意したいのが、2着セット価格を1着分の価格として認識してしまうケースです。「1着26,400円」という表示を見て来店し、実際には2着で52,800円だったと気づく、というすれ違いは起こりがちです。

納期は「最短」ではなく「標準」で逆算する

各社が掲げる最短納期は、特急オプションや対象生地限定の条件が付いていることがほとんどです。2週間に短縮するのに4,400円、10日に短縮するのに7,700円といった追加料金が設定されていたり、最短10日が対象生地10種に限られていたりします。加えて、最短納期は注文時期(繁忙期かどうか)や選んだ生地の在庫状況によっても変動します。

着用日が決まっているなら、標準納期に2週間程度の余裕を足して逆算してください。結婚式や入社式のように日付が動かせない予定がある場合は、着用日の1か月半前には注文を済ませておくと安心です。

納期を優先して選びたい方はオーダースーツが早く作れる店もあわせてご覧ください。

「安い理由」が説明されているかを確かめる

価格が抑えられていること自体は問題ではありません。

  • 自社工場を持っている
  • 代理店を通していない
  • 店舗を持たない
  • 生地を大量に仕入れている

こうした理由が公式サイトで説明されているなら、その安さには根拠があります。

逆に、価格だけが強調されていて生地の混率も縫製地も保証内容も見当たらない場合は、店頭やチャットで直接確認してから決めたほうが安全です。確認して明確な答えが返ってくるかどうかも、判断材料になります。

オーダースーツを注文する流れ

初めての方が戸惑いやすいのが、注文の手順です。店舗型とネット型で流れが違うため、それぞれ整理しておきます。

店舗で注文する場合

来店予約から受け取りまで、おおむね次の流れです。所要時間は40分から1時間半程度が目安になります。

  1. 公式サイトから来店予約を取る(当日受付のブランドもあります)
  2. 来店し、用途や好みのシルエットをスタッフに伝える
  3. 生地を選ぶ(予算を先に伝えると絞り込みが早くなります)
  4. 採寸する、またはゲージ服を試着してサイズを決める
  5. 裏地・ボタン・仕様を選ぶ(追加料金の有無を必ず確認)
  6. 支払い後、納期に応じて店舗受け取りまたは配送で受け取る

予算に上限がある場合は、最初に「この金額まで」と伝えておくのが結果的に満足度を上げます。生地を先に気に入ってしまうと、予算を超えても引き返しにくくなるためです。

ネットで注文する場合

来店せずに完結させる場合の流れです。店舗型と違い、採寸が自分の作業になります。

  1. 生地を選び、シルエットと仕様を決める
  2. 採寸する(自己採寸、手持ちスーツの採寸代行、既製サイズからの選択などブランドにより方式が異なります)
  3. 寸法を登録し、内容を確認して注文する
  4. 自宅で受け取る

ネット注文では、サンプル生地を無料で取り寄せられるサービスを使うと、画面では分かりにくい風合いや厚みを確かめられます。1着目で失敗したくない方は、生地サンプルを取り寄せてから注文するのが確実です。

▶ Suit Yaの生地サンプルを無料で取り寄せる

安いオーダースーツに関するよくある質問

安いオーダースーツを探している方からよくいただく質問をまとめました。

Q1. オーダースーツは結局いくらから作れますか?

条件なしで1着だけ作る場合、現実的な下限は18,700円です。3万円前後まで見ておけば、選べるブランドがぐっと増えます。2万円台の価格の多くは初回限定か2着以上のまとめ買いが条件になっているため、表示価格を見たら適用条件もあわせて確認してください。

Q2. 安いオーダースーツは品質が悪いのでしょうか?

価格の低さがそのまま品質の低さを意味するわけではありません。自社工場を持つ、代理店を通さない、店舗を持たないといった仕組みでコストを下げているブランドもあります。

判断するときは、生地の混率、縫製地、芯地の仕様、保証の範囲という4点を確認してください。価格の理由が公式サイトで説明されているかどうかが、ひとつの目安になります。

Q3. 既製スーツとオーダースーツ、同じ予算ならどちらがよいですか?

既製サイズで肩幅と身幅が合っている方なら、既製スーツで十分な場合もあります。一方、肩は合うのに袖が余る、ウエストを詰めるとヒップが窮屈になるといった不一致がある方は、同じ予算でもオーダーのほうが満足度が高くなりやすい傾向があります。

3万円台ならどちらも選べる価格帯のため、既製で合わなかった経験があるかどうかで判断するとよいでしょう。

Q4. 初回限定価格と2着セット価格、どちらが得ですか?

1着しか要らないなら初回限定価格、2着以上使う予定があるならセット価格が有利です。ただしセット価格の多くは「友人・家族と1着ずつ」でも適用されるため、一緒に作る相手が見つかるならセット価格のほうが安くなるケースがあります。

継続して同じ店で作るつもりなら、初回価格ではなく2回目以降の通常価格で比較してください。

Q5. ネットで注文しても、サイズは合いますか?

採寸の方法によって精度が変わります。自分で測る方式のほか、手持ちのスーツを郵送して採寸を代行してもらう方式、いつも買っている既製サイズから選ぶ方式を用意しているブランドもあり、自分で測ることに不安がある場合はそちらを選べます。

あわせて確認しておきたいのが、選んだ採寸方法によって保証の対象になるかどうかが変わるブランドがある点です。自分で測った場合のみサイズ保証の対象とし、採寸代行や既製サイズからの注文は対象外としているケースがあります。お直し保証の範囲とセットで、注文前に確認しておくと安心です。

Q6. 納期はどのくらい見ておけばよいですか?

標準的には3週間から1か月です。最短1週間をうたうブランドもありますが、特急オプションや対象生地限定という条件が付くことが多くなっています。着用日が決まっている場合は、標準納期に2週間ほど余裕を足して逆算してください。

Q7. 体型が変わったら作り直しになりますか?

多くのブランドがウエストの調整を無料で受け付けています。期間はブランドによって異なり、短いものでお渡しから1年間、長いものでウエスト直しを3年間無料としている店もあります。体重の変動が大きい方は、この期間の長さを選定基準に入れておくと安心です。各ブランドの期間は比較表に記載しています。

安くても生地と仕様で妥協したくないならSuit Ya

ここまで10ブランドを比較してきましたが、「2万円台の条件を満たすのは面倒」「でも生地は妥協したくない」という方に向いているのがSuit Yaです。

29,800円という価格に、初回限定もまとめ買いも条件が付きません。1着目から、そして何着目でも同じ条件で注文できます。この価格帯でウール100%のSuper素材を選べるのは、実店舗を持たず、自社工場で生産し、中間の流通を挟まない構造によるものです。

仕様の追加料金がかからないことも、総額が読みやすい理由です。お台場仕立て、本切羽、貝ボタン、刺繍といった仕様を入れても、表示価格のまま注文できます。大きいサイズの追加料金もありません。

生地は Loro Piana、Marzotto、Guabello、Drago、REDA、Canonico、E.Thomas などを取りそろえており、上位ラインでは Loro Piana のシルク混まで選べます。

採寸は4つの方法から選べます。自分で測る自己オート採寸のほか、お気に入りのスーツを郵送して採寸を代行してもらう方法もあるため、測ることに自信がない方でも進められます。

なお、初回1着目のジャストサイズ保証は自己オート採寸での注文が対象です。保証を使いたい場合は、採寸方法を選ぶ段階で確認しておいてください。

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オーダースーツは値段ではなくコスパで選ぼう

オーダースーツは2万円台から作れますが、その価格の多くには初回限定または2着以上のまとめ買いという条件が付いています。条件なしで1着だけ作る場合の現実的な下限は18,700円、選択肢が広がるのは3万円前後からというのが、2026年9月時点の実勢です。

ブランドを絞り込むときは、次の順で考えると迷いません。

  • 1着だけか、2着以上作るか(セット割を使えるかどうかが最も大きく効きます)
  • 来店できるか、ネットで完結させたいか
  • 着用予定日までに標準納期が間に合うか
  • 生地の混率と、入れたい仕様の追加料金
  • お直し保証の期間と範囲

この5つを上から当てはめていけば、10ブランドは1つか2つに絞れるはずです。表示価格の安さだけでなく、その価格が自分に適用される条件かどうかを確かめたうえで、納得できる1着を選んでください。

条件なしの価格で、生地と仕様に妥協せず1着目から作りたい方は、Suit Ya のラインナップもご覧ください。

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この記事の監修者

田中 通隆

大学卒業後、日系大手企業を経て渡越し、オーダースーツカンパニーを設立。生地の仕入れから企画・生産・販売までを一貫して手がけ、オーダースーツ業界に10年以上携わる。
2008年よりオンラインでのオーダースーツ販売を開始し、複数店舗の立ち上げ・プロデュースも経験。コストパフォーマンスと品質を両立したスーツづくりを強みとし、「手軽に、良いオーダースーツを」を理念に、業界の発展に取り組んでいる。



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