オーダースーツは意味ない?メリット・デメリットと後悔しないためのポイントを解説
2024/02/29
オーダースーツ
オーダースーツと既製品のスーツを見比べてみて、「既製品のスーツで十分」「オーダースーツを作る意味はあるのか?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
確かに、オーダースーツを作るには費用や手間がかかりますが、自分の身体にフィットしたスーツを仕立てられるといったメリットがあります。
本記事では、オーダースーツのメリット・デメリットや後悔しないためのポイントを解説します。
オーダースーツは意味がないと考えている方や、オーダースーツに興味があるものの、踏み出せないという方は、ぜひ本記事の内容を参考になさってください。
オーダースーツと既製品のスーツの違い
ここでは、オーダースーツと既製品の違いを見ていきます。
オーダースーツといっても、パターンオーダーとイージーオーダー、フルオーダーの3種類があります。以下にて、それぞれの違いを表にまとめました。
既製品 | パターンオーダー | イージーオーダー | フルオーダー | |
---|---|---|---|---|
概要 | すでに完成したスーツを購入する方法 | スーツサンプルの中から自分に合ったものを選び、身体に合うように調整する方法 | 既存の型紙から自分の身体にあったものを選び、仕立てていく方法 | 型紙から自分の身体にあったものを作成するため、細かなところまで調整できる方法 |
採寸方法 | 既製品の中から自分の身体に合ったものを選ぶ | スーツサンプルの中から自分の身体にあったものを選び、サイズを調整する | 採寸後、スーツのもととなる既成の型紙から自分の身体にあったものを選び、スーツを仕立てる | 採寸後、型紙から自分の身体にあったものを作成し、スーツを仕立てる |
納期 | 即日~数日 | 2~4週間 | 3~4週間 | 4週間以上 |
相場 | 1万円~3万円 | 2万円~5万円 | 5万円~20万円 | 20万円~100万円 |
オーダースーツと既製品スーツを比べると、既製品スーツの方が価格を抑えて、短期間で入手できるといえます。
一方、オーダースーツは自分の身体に合わせて調整していくため、よりフィットしたスーツに仕立てることが可能です。
パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの順で価格が高くなり、仕立てるのに時間がかかりますが、調整できる範囲が広くなっていきます。
オーダースーツのメリット5つ
オーダースーツには以下のようなメリットがあります。
- 自分の身体にフィットしたスーツを作れる
- 体型の変化に合わせて調整しやすい
- 自分の好きに仕立てられる
- スーツが長持ちしやすい
- 一度採寸すれば2着目からは手軽にオーダーできる
以下で詳しく解説します。
自分の身体にフィットしたスーツを作れる
既製品のスーツは、すでに出来上がったスーツの中から自分の身体に合ったものを探す必要がありますが、オーダースーツは採寸して仕立てるため、より身体にフィットしたスーツに仕上がります。
こうした自分の身体にフィットしたスーツは着心地の良さや格好良さがある他、身体が疲れにくくなるといったメリットも得られます。
体型の変化に合わせて調整しやすい
オーダースーツを作った後に、体型が変化してしまうこともあります。そうしたケースでも、オーダースーツであれば体型の変化に合わせて調整しやすくなっています。
ただし、仕立てた後に調整してもらえるかどうかは、仕立てたお店によって対応が異なるケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
自分の好きに仕立てられる
オーダースーツは採寸できたり、生地を選べたりするだけでなく、自分の好きなようにオプションをつけられるというメリットがあります。
スーツの色や柄程度であれば、既製品のスーツの中から好きなものを見つけられるかもしれませんが、オーダースーツであればポケットのデザインやボタン、裏地の色など自由に決めることが可能です。
これらのオプションを組み合わせることで、自分の理想のスーツを手に入れることができます。
スーツが長持ちしやすい
自分の身体にフィットしたスーツは、スーツに変にシワがよったり、生地がこすれたりといったことがありません。このように、オーダースーツは普段からスーツに負荷がかかりづらく、長持ちしやすいのです。
また、ストレッチ生地や耐久性の高い生地を選ぶことも可能です。
オーダーメイドのスーツは既製品のスーツと比べて、高価になることが多いですが、スーツが長持ちする分、長期的に見ると費用面でお得になる可能性が高いといえます。
一度採寸すれば2着目からは手軽にオーダーできる
オーダースーツを作るには採寸する必要があり、そのことが手間に感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし、一度採寸してしまえば、体型の変化がない限り2着目以降は最初の採寸結果を元に手軽にオーダーできるようになっています。
既製品のスーツだと、メーカーごとに微妙に違いがあるため、同じサイズでも自分の身体にしっくりするスーツとそうでないスーツが出てきます。
オーダーメイドスーツであれば、一度自分の身体にしっくりするサイズを見つけることができれば、そのサイズで発注すれば2着目、3着目をより手間なく購入することが可能なのです。
オーダースーツのデメリット4つ
オーダースーツにはデメリットもあります。具体的には、以下のようなものです。
- 費用がかかる
- 手間がかかる
- 時間がかかる
- 仕上がりをイメージしづらい
後悔しないためにもあらかじめ押さえておきましょう。
費用がかかる
オーダースーツは採寸して仕立てるという工程が必要なこともあり、既製品と比べると費用が高くなってしまいます。また、折角オーダースーツを仕立てるのであれば、良い生地のものを選びたいと考える方も多いはずです。
結果として、スーツ1着にかける費用が高くなってしまいやすいのです。
オーダースーツにはパターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3つの種類があります。費用を抑えたいのであれば、パターンオーダーやイージーオーダーを選ぶのがおすすめです。
手間がかかる
既製品はすでに完成したスーツの中から、自分に合ったものを選ぶことになりますが、オーダースーツの場合は事前に採寸しなければなりません。また、オーダースーツは細かいオプションなど決めていくことができますが、このことを手間に感じてしまうという方もいるかもしれません。
なお、Suit Yaであれば、Web注文となるため、自分で採寸したデータを送る方法の他、普段から着用しているスーツを送ることで、自動で採寸してもらうといった方法もあります。
時間がかかる
オーダースーツは注文した後、完成したスーツを受け取るまでに時間がかかります。オーダー別の納期の目安は以下の通りです。
- パターンオーダーの場合で2~4週間
- イージーオーダーの場合で3~4週間
- フルオーダーの場合で4週間以上
なお、お店によっては費用を加算することで、短めの納期で納品して貰えるケースもあります。できるだけ急いでスーツを受け取りたいという方は、お店にそうしたシステムがないか事前に確認しておくのがおすすめです。
仕上がりをイメージしづらい
既製品のスーツを購入するのと比べると、オーダースーツは発注時には手元に商品がないため、イメージしづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そうした方は、サンプルや参考画像など、事前にしっかり確認してイメージを膨らませておくとよいです。
オーダースーツで後悔しないため4つのポイント
折角オーダースーツを購入したのにもかかわらず、失敗して購入を後悔するようなことは避けたいものです。
ここでは、オーダースーツで後悔しないためのポイントとして、以下の4つをご紹介します。
- 本当に必要なのか考える
- 購入する目的を考える
- 慎重に採寸する
- 事前に予算を決めておく
購入前にチェックしておきましょう。
本当に必要なのか考える
ビジネスの場やパーティーの場、結婚式などでスーツを着用するということだけであれば、既製品で事足りるものです。
オーダースーツは既製品と比べるとやや高くなってしまうのが一般的なので、オーダースーツを発注する前に、本当に必要なのか考えてみましょう。
例えば、本記事でご紹介したメリット・デメリットを確認したうえで、自分に取ってデメリットよりメリットが勝るか、といった点で考えるのが一つの方法です。
購入する目的を考える
オーダースーツを購入するのであれば、どういった目的で購入するかを考えておくのも大切なことです。
特にオーダースーツは自分に合ったスーツを、さまざまなオプションをつけて仕立てることが可能なものなので、目的を明確にすることで後々、オーダーする内容も明確になります。
例えば、入学式や卒業式、入社式用の1着として仕立てるのであれば、それぞれに適したスーツがあります。また、結婚式や昇進に合わせて購入するなど、それぞれさまざまな目的があるはずです。
慎重に採寸する
オーダースーツを仕立てるのであれば、採寸は非常に重要な工程です。せっかくオーダースーツを仕立てたのに、自分の身体にフィットしないスーツになってしまっては、後悔する可能性が高いでしょう。
なお、Suit Yaでは以下4つの採寸方法から選ぶことができます。
- 自己オート採寸:希望のスタイルと身長、体重を入力し、自己採寸する方法
- 採寸代行:手持ちのスーツを送って採寸してもらう方法
- 既製サイズから選ぶ:既製のサイズから選んで発注する方法
- 他社オーダーから採寸:他社で仕立てたオーダーメイドスーツのサイズを参考に採寸する方法
過去にオーダーメイドスーツを仕立てたことがある方であれば、「既製サイズから選ぶ」方法や「他社オーダーから採寸」する方法を選ぶのもよいです。また、手持ちのスーツで着心地が良いと感じているスーツがあるのであれば、採寸代行もおすすめだといえます。
事前に予算を決めておく
オーダースーツを仕立てるときは、事前に予算を決めておくことが大切です。オーダースーツは一からスーツを仕立てていくことになるため、気に入った生地を選んだり、有料のオプションを入れたりすることでどんどん価格が高くなってしまう可能性があります。
とはいえ、予算を優先するあまり満足できないオーダースーツになっては本末転倒です。こうしたことを防ぐために「絶対に守らなければならない価格」や「良いスーツが手に入るなら妥協してもよい価格」など、あらかじめ複数の予算を設定しておくのも一つの方法です。
オーダースーツの値段相場
オーダースーツの値段相場は、仕立て方によって以下のようになります。
- パターンオーダー:2万円~5万円
- イージーオーダー:5万円~20万円
- フルオーダー:20万円~100万円
上記はあくまでも相場で、例えば価格の高い生地を選んだり、またスーツをダブルにしたり、スリーピースにしたりといったオプションを追加すると相場より高くなりやすいです。
オーダースーツの値段相場については「オーダースーツの値段相場はいくら?種類別に比較!予算の決め方のポイントも解説」で詳しく解説しています。
オーダースーツが出来上がるまでの期間
オーダースーツが出来上がるまでの期間については、仕立て方によって以下のように変わります。
- パターンオーダー:2~4週間
- イージーオーダー:3~4週間
- フルオーダー:4週間以上
できるだけ早くスーツを仕立てたいのであれば、パターンオーダーかイージーオーダーを選ぶのがおすすめです。また、お店によっては、追加の費用を支払うことで仕上げまでの納期を短くしてくれるプランがあることもあります。
オーダースーツの納期については「オーダースーツの納期はどれぐらい?完成までの期間流れ・早く届けてもらう方法を紹介」で詳しく解説しています。
オーダースーツを作るならSuit Yaがおすすめ
オーダースーツは手間や費用がかかるものの、自分の身体にフィットしたスーツに仕立てることが可能で、結果として着心地の良さや、スーツが長持ちするといったメリットを得ることが可能です。
なお、オーダースーツを仕立てる際には、採寸を慎重に進める他、予算面についても注意しなければなりません。オーダースーツは一からスーツを作っていくため、好きなようにオプションを追加できるというメリットがありますが、オプションをつけることで費用が高くなってしまう可能性があるからです。
オーダースーツを購入するのは意味がないと感じている方は、本記事の内容を参考に、オーダースーツにはデメリットがある一方でメリットも多い点を確認してみてください。その上で、自分にぴったりのスーツを購入したいと感じたのであれば、ぜひSuit Yaよりオーダースーツを購入されてみてはいかがでしょうか。
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オーダースーツを仕立てる際の納期の考え方や生地の選び方については「オーダースーツおすすめ10ブランドを厳選して比較【2024年最新】」で詳しく解説しています。