スーツに合うネクタイの色とは?印象を上げる3つのポイント

2026/03/30

スーツの着こなし方

スーツに合うネクタイの色とは?印象を上げる3つのポイント

スーツと一緒に着用するネクタイは無数の色と柄があり、個性が光るポイントです。持っているスーツに合うネクタイを選ぶことで、相手に良い印象を与えられます。

一方で、TPOやスーツの色に合わないネクタイを選んでしまうと、知らず知らずのうちに相手からの第一印象を悪くしてしまう恐れがあります。

本記事では、下記をまとめました。

  • スーツに合うネクタイを選ぶ際に意識すること
  • スーツやネクタイの色・柄が与える印象と組み合わせ
  • シーン別のネクタイの選び方とマナー

ネクタイ選びの基本をマスターし、ビジネスシーンでより好印象を与えたい方は、ぜひ最後までお読みください。

Table of Contents

スーツに合うネクタイを選ぶ際に意識すること

スーツに合うネクタイを選ぶ際に意識すること
ネクタイを選ぶ際は、下記のポイントを意識しましょう。

  • Vゾーン(スーツ・シャツ・ネクタイ)のバランス
  • 与えたい印象や着用シーン

洗練されたスタイルを作るなら、全体のバランスを計算して組み合わせることが重要です。順番に見ていきましょう。

Vゾーン(スーツ・シャツ・ネクタイ)のバランス

ジャケット・シャツ・ネクタイが重なる胸元のVゾーンは視線が集中する場所です。Vゾーンをきれいに見せることで、全体の印象が良くなります。

そのためには、シャツの開き具合とネクタイの結び目のバランスを意識しましょう。襟の間に結び目が隙間なくきれいに収まっていると、非常にスマートに見えます。襟

また、ネクタイを結ぶときは結び目の下にくぼみを作るのもポイントです。のっぺりとしがちな胸元に立体感が生まれ、全体の印象がぐっと引き締まります。

与えたい印象や着用シーン

ネクタイを選ぶ際は、自分の好きな色を選ぶだけではなくTPO(時間・場所・場合)を意識しましょう。その場にふさわしいネクタイを選べるかどうかが、信頼感につながります。

たとえば、お客様をおもてなしする接待の場であれば、落ち着いたブラウン系が適しています。逆に、大事な契約の場では冷静さや誠実さ、信頼感を与えるブルーやグリーン系を選ぶのも良いでしょう。このように「今日はどんな場面か」「相手にどう思われたいか」から逆算して色を選ぶのがおすすめです。

【スーツの色別】相性の良いネクタイの色の組み合わせ

【スーツの色別】相性の良いネクタイの色の組み合わせ
ネクタイの色を選ぶ際は、スーツの色との相性も考えましょう。具体的な組み合わせの例を紹介します。

  • ネイビースーツに合うネクタイの色
  • グレースーツに合うネクタイの色
  • ブラックスーツに合うネクタイの色
  • ブラウン・ベージュ系スーツに合うネクタイの色

順番に見ていきましょう。

ネイビースーツに合うネクタイの色

ネイビースーツには幅広い色のネクタイが合うため、ネイビースーツが持つ清潔感や知的さを活かす組み合わせを意識しましょう。

最も失敗がなく、かつおしゃれに見えるのが、同じ青系でまとめるテクニックです。水色のネクタイを合わせることでグラデーションができ、清潔感が出ます。また、春夏にはイエローやオレンジを合わせて、親しみやすく軽快な印象にするのも良いでしょう。

グレースーツに合うネクタイの色

グレースーツは色味を持たないので、どんな色のネクタイとも喧嘩せず、自由に合わせられるのが魅力です。ただし、グレーの濃淡によって与える印象が変わります。

重厚感がある濃いグレーには、同じくグレーのネクタイを合わせてストイックにまとめるか、深みのあるワインレッドを合わせて上品な雰囲気を出すのがおすすめです。一方、明るいグレーには、柄物ネクタイを合わせると落ち着いた仕上がりになります。

ブラックスーツに合うネクタイの色

最近はビジネスでもブラックスーツを着る人が増えましたが、黒は最もフォーマルで重たい色です。合わせ方を間違えると、お葬式などの喪服に見えてしまう危険性があります。

ビジネスで着る場合は、礼服に見えない工夫が必要です。スーツ自体をストライプなどの柄物にするのも手ですが、Vゾーンの工夫も欠かせません。ネクタイはあえて黒を合わせてモードでかっこよく見せる方法もありますが、ビジネスらしいフレッシュさを出すなら、青色や深みのある赤色がおすすめです。

ブラウン・ベージュ系スーツに合うネクタイの色

ブラウンやベージュのスーツは、温かみを感じさせ、相手に安心感や柔らかい印象を与える色として人気を集めています。

ベージュのスーツを着るときは、白いシャツやブルーのシャツを合わせて、清潔感をしっかりキープするのが基本です。ネクタイに明るい色を合わせると全体がぼやけてしまうことがあるため、少し暗めのダークブラウンのネクタイで引き締めると、安定感が出ます。

さらにおしゃれに見せたい場合は、イエローのネクタイもおすすめです。白いシャツで涼しさを残しつつイエローを合わせたり、ブルーのシャツと合わせてコントラストを楽しんだりすると、洗練された着こなしになります。

【ネクタイの色別】スーツに合わせた時に与える印象

【ネクタイの色別】スーツに合わせた時に与える印象
相手に与える印象は、ネクタイの色によって異なります。どの色がどんな印象を与えるのか見てみましょう。

  • 知的で誠実なブルー・ネイビー系
  • 情熱的で積極的な赤・エンジ系
  • 冷静沈着で落ち着いたグレー系
  • 親しみやすく温厚なブラウン・ベージュ系
  • 明るく活発なイエロー・オレンジ系
  • 柔らかく優しいピンク系

ひとつずつ紹介します。

知的で誠実なブルー・ネイビー系

水や空を連想させるブルーやネイビーは、好感を持たれやすい色です。日本のビジネスパーソンに人気があり、知的さや誠実さをアピールできます。

明るい水色は、若々しく爽やかな印象になるため、就職活動や若手社員のプレゼンにぴったりです。一方、濃いネイビーは、落ち着きと強い信頼感を与えてくれます。どんな場面でも使いやすく、大事な商談や初対面の挨拶など、絶対に持っておきたい基本の1本です。

情熱的で積極的な赤・エンジ系

炎を連想させる赤やエンジ色は、やる気や積極性をアピールできる色です。リーダーシップを発揮したいときや大きなプレゼンで自分を印象付けたいときに効果があります。

ただし、真っ赤なネクタイは目立ちすぎるリスクがあります。ビジネスで使うなら、少し暗めのワインレッドやエンジ色を選ぶのが正解です。知的さを保ちながら、内に秘めた熱意を上品に伝えられます。

冷静沈着で落ち着いたグレー系

グレーは、自分の主張を控えめにし、周りと調和する色です。知的で真面目、余裕を感じさせます。

相手に視覚的な刺激を与えないため、安心してもらいたい場面や誠意を持って対応しなければならない緊張感のある場面でおすすめです。明るいシルバーグレーは華やかな印象に、暗いチャコールグレーは威厳のある印象になります。

親しみやすく温厚なブラウン・ベージュ系

ブラウンやベージュはアースカラーの代表で、堅実さと温かみを感じさせる色です。相手の警戒心を解きほぐし、親しみやすい雰囲気を作ってくれます。

年齢を重ねた人が身につけると、深い包容力や落ち着き、揺るぎない信頼感を感じさせる効果があります。相手と長く良い関係を築きたいときの会食やおもてなしを重視する場面におすすめです。

明るく活発なイエロー・オレンジ系

イエロー・オレンジ系の色は、ポジティブで楽しい気分にさせ、雰囲気をパッと明るくしてくれます。親近感や協調性を表し、陽気なエネルギーが感じられます。

特に春夏のコーディネートと相性が良く、親しみやすさを出したい懇親会で、周りの緊張をほぐすのに役立ちます。ただし、少しカジュアルな印象になるため、厳粛な場での使用は避けましょう。

柔らかく優しいピンク系

かっちりとしたビジネススーツに柔らかさや優しさをプラスしてくれるのが、ピンク系のネクタイです。就職活動などの堅い場面では「カジュアルすぎる」と敬遠されがちですが、ネイビーやグレーのスーツが持つ堅苦しさを中和し、コミュニケーションを円滑にするにはとても便利な色です。

人をサポートする職業や顧客の緊張を解きたいコンサルティングの場などで、親しみやすさを演出できるおしゃれなカラーです。

色だけでなく柄も重要!スーツに合うネクタイの柄選び

色だけでなく柄も重要!スーツに合うネクタイの柄選び
ネクタイの代表的な柄とその印象は、下記のとおりです。

  • どんなスーツの色にも合う万能な無地
  • ビジネスの定番でシャープなストライプ
  • 誠実でクラシックな小紋柄
  • カジュアルな印象を与えるドット柄・チェック柄

色だけではなく柄も、相手に与える印象が異なります。順番に見ていきましょう。

どんなスーツの色にも合う万能な無地

無地のネクタイは、飾りのないシンプルスタイルであり、最も誠実で基本となるデザインです。どんな柄のスーツやシャツとも相性が良く、「引き算のおしゃれ」を楽しめます。

柄がない分、シルクのツヤ感やウールの温かみなど、生地の素材感がダイレクトに伝わります。そのため、無地を選ぶ際は、生地の質にこだわることが大切です。

ビジネスの定番でシャープなストライプ

ストライプ柄は、シャープで活動的な印象を与えるビジネスシーンの定番です。もともとはイギリスの軍隊の旗から生まれた柄で、線の太さや色で所属する部隊や学校を表していた歴史があります。

向かって右上がりの線はイギリス式、右下がりの線はアメリカ式と言われています。すっきりと理知的に見えますが、海外では特定のグループを意味する場合があるため、国際的なビジネスの場では注意が必要です。

誠実でクラシックな小紋柄

小さな模様が規則的に並んだ小紋柄は、花がらやひし形などの小さいモチーフが並んでいる柄です。遠くから見ると控えめですが、近くで見ると繊細な柄がわかるため、とても知的で上品な印象を与えます。

自己主張を抑えつつ、細かいところまで気を配れる誠実な人柄を演出できるため、管理職などに人気があります。

カジュアルな印象を与えるドット柄・チェック柄

ドット柄は、丸い形がVゾーンに柔らかさや遊び心、親しみやすさを加えてくれます。

ドットの大きさでフォーマル度が大きく変わるのが特徴です。ピンの先ほどの小さなドットは、無地や小紋柄と同じくらいフォーマルで上品です。逆に水玉が大きくなるほど、明るくカジュアルで個性的な印象になります。

チェック柄は、スポーティでカジュアルな印象があります。かっちりしたスーツよりも、少し崩したビジネスカジュアルのスタイルによく合い、相手との距離を縮めたいときにぴったりです。

スーツ・シャツ・ネクタイの色をおしゃれにまとめるポイント

スーツ・シャツ・ネクタイの色をおしゃれにまとめるポイント
スーツ・シャツ・ネクタイの色を調和させるためには、下記のポイントを意識しましょう。

  • 全体を「同系色」で統一する
  • 「補色・反対色」でVゾーンにアクセントをつける
  • 色柄を合わせる際は「無地×柄」を基本にする

良いアイテムを持っていても、適当に合わせるとごちゃごちゃとした印象になってしまいます。それぞれ見ていきましょう。

全体を「同系色」で統一する

最も失敗がなく、かつ奥深いおしゃれを楽しめるのが同系色でまとめるテクニックです。たとえば、ネイビースーツ、明るい青色のシャツ、ブルーのネクタイとすべて青系で統一します。

このとき、それぞれの明るさをずらすのがポイントです。シャツを一番明るくし、ネクタイを中くらいの色、スーツを一番暗い色にすることで全体に美しいグラデーションができ、単調にならずにまとまりのあるスタイルになります。

「補色・反対色」でVゾーンにアクセントをつける

同系色に慣れてきたら、色相環で反対側にある色同士を組み合わせる補色のテクニックに挑戦してみましょう。

代表的なのが、ネイビーのスーツ(寒色)にブラウンのネクタイ(暖色)を合わせる方法です。お互いの色が引き立て合い、とても魅力的に見えます。

さらに、チャコールグレーのスーツに鮮やかなワインレッドを合わせたりベージュのスーツにブルーシャツを合わせたりするのも、補色を使ったおしゃれなコーディネートです。

色柄を合わせる際は「無地×柄」を基本にする

柄物をたくさん使いすぎると、見る相手の目が疲れてしまい「うるさい」印象になります。これを防ぐための絶対的なルールが、無地を取り入れることです。

たとえば、無地のスーツと無地のシャツにストライプのネクタイを合わせるとネクタイの柄が綺麗に際立ち、全体のバランスが整います。柄を主役、無地を脇役としてしっかり分けることで、すっきりとした着こなしになります。

【シーン別】スーツとネクタイの色の選び方とマナー

【シーン別】スーツとネクタイの色の選び方とマナー
どのようなスーツ、ネクタイを合わせるといいのか、シーン別に見てみましょう。

  • 日常のビジネス・商談
  • 就職活動・面接
  • 結婚式・パーティー

順番に紹介します。

日常のビジネス・商談

普段のビジネスシーンでは、その日の仕事内容や会う相手に合わせて選びます。初めての挨拶や絶対に決めたい重要な商談では誠実さや信頼感をアピールするため、ネイビーや深緑のネクタイを選び、柄も無地や小紋柄などの落ち着いたものにしましょう。

逆に、すでにお付き合いのある相手との会食などでは、相手に緊張感を与えないようにブラウンやイエロー系のネクタイを選んで親しみやすさを出すとコミュニケーションが円滑に進みます。

就職活動・面接

就職活動や面接は、会社への順応性や清潔感、熱意を見てもらう場所です。シャツは飾りのない真っ白なワイシャツを選びましょう。ネクタイは、誰からも好感を持たれ、真面目さと爽やかさをアピールできるブルー系が一番安全で確実です。

強い意志ややる気を伝えたいときは、派手すぎないエンジ色を選ぶのも良いでしょう。面接の場で奇抜な色(ゴールドなど)や派手な柄を選ぶのは「常識がない」と思われてしまうため厳禁です。

結婚式・パーティー

お祝いの席では、いつもの仕事着のままではなく、華やかさを添えましょう。暗めの色のスーツを着る場合、普段のビジネス用ネクタイをそのまま使うのは避けます。

かつては「結婚式は白無地」が一般的でしたが、最近ではマナーを守りつつもカラータイで個性を出すスタイルが主流です。ただし、弔事を連想させる「黒無地」だけは絶対に避けましょう。

結婚式には、シルバーグレーやシャンパンゴールド、光沢のある明るいレッドやイエローなど、華やかでお祝いの席にふさわしい色を選びます。柄は上品なドットや小紋柄が良いでしょう。胸ポケットに同系色のポケットチーフを挿すと、さらにエレガントに仕上がります。

スーツの色に合うネクタイを選び、好印象を与えよう

スーツの色に合うネクタイを選び、好印象を与えよう
ネクタイはただ首元を飾るものではなく、相手への気遣いを伝えるアイテムです。Vゾーンのバランスを整え、スーツの色や相手の心理、TPOに合わせてネクタイを選びます。

自分の好みだけでなく「相手からどう見えるか」を常に意識し、スーツの着こなしをワンランク上に引き上げましょう。

手持ちのネクタイが浮いてしまうという場合は、スーツの生地が合っていない可能性があります。Suit Yaは、好みの生地を使用してスーツを作れます。お気に入りのネクタイに合うスーツがほしいとお考えの方は、下記のリンクをご確認ください。

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この記事の監修者

田中 通隆

大学卒業後、日系大手企業を経て渡越し、オーダースーツカンパニーを設立。生地の仕入れから企画・生産・販売までを一貫して手がけ、オーダースーツ業界に10年以上携わる。
2008年よりオンラインでのオーダースーツ販売を開始し、複数店舗の立ち上げ・プロデュースも経験。コストパフォーマンスと品質を両立したスーツづくりを強みとし、「手軽に、良いオーダースーツを」を理念に、業界の発展に取り組んでいる。



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