夏のメンズジャケットのおすすめは?素材・選び方・おしゃれなコーデを紹介

2026/07/01

スーツの着こなし方

日本の高温多湿な夏の気候において、男性のファッションはシャツやTシャツなど簡略化された服装になりがちです。しかし、周囲からの信頼感を得るためには、ジャケットの存在が欠かせません。

しかし、自分の用途や体型に適したジャケットを選ばなければ、暑苦しく見えたり、かえってだらしない印象を与えたりする恐れがあります。

本記事では、下記をまとめました。

  • 夏ジャケットがメンズの必須アイテムである理由
  • 夏ジャケットの素材選びと着こなし方法
  • 夏ジャケットを作れるおすすめブランド

涼しさと品格を両立させた洗練されたスタイルを手に入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。

夏ジャケットがメンズの必須アイテムである理由

夏ジャケットがメンズの必須アイテムである理由
夏でもジャケットを着るべき理由には、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

  • 盛夏でも涼しく上品な印象を維持できる
  • ノーネクタイ時代の主役アイテムとして機能する
  • ビジネスとプライベート両方で使い回せる

夏のジャケットは見た目の美しさと機能性を両立しており、大人の男性の着こなしの幅を大きく広げてくれます。

盛夏でも涼しく上品な印象を維持できる

ジャケットの魅力は、男性の体型を立体的かつきれいに見せ、きちんとした印象を生み出すことにあります。夏用のジャケットは、フォーマルさを保ちながらも、内部の芯地や肩パッドなどを省いているのが特徴です。さらに、通気性の良い表地と裏地を組み合わせることで、物理的な涼しさを実現しています。

肌の露出を増やして涼しくするのではなく、服と体の間に空気の層を作り、動くたびに空気が入れ替わります。真夏であっても上品さをまったく損なわずに涼しさを感じられるのです。

ノーネクタイ時代の主役アイテムとして機能する

クールビズ期間は、ノーネクタイが標準的なスタイルとして認知されるようになりました。

ノーネクタイのスタイルにおいて、ジャケットはコーディネート全体をまとめる主役として活躍します。ネクタイがなくても首周りに立体感が生まれ、しっかりとした格式を保てます。ジャケットの素材感や仕立ての良さが、服装全体の品格を左右する重要なポイントです。

ビジネスとプライベート両方で使い回せる

ジャケットは、ビジネスシーンとプライベートで着回せる使い勝手の良さが魅力です。芯地やパッドを省いた軽い仕立てのジャケットは、きれいめなスラックスを合わせればビジネスにもしっかりと対応できます。

一方で、休日にカフェへ行ったり、レストランでディナーを楽しんだりする場面でも問題ありません。デニムやコットンのチノパンと合わせるだけで、大人のカジュアルスタイルを簡単に作れるでしょう。

夏ジャケットにおける素材の選び方

夏ジャケットにおける素材の選び方
夏のジャケットを選ぶ際は、下記の素材を選ぶのがおすすめです。

  • リネン|通気性と涼しさを最優先する人向け
  • コットン|カジュアル・休日使い中心の人向け
  • サマーウール|ビジネス中心の人向け

天然繊維から最新の合成繊維まで多くの選択肢がありますが、着用する場面や自分のライフスタイルに合わせて慎重に選ぶことが大切です。

リネン|通気性と涼しさを最優先する人向け

リネン(麻)は天然素材のなかでも涼しいとされており、優れた吸湿性と放湿性を持つことから、真夏の衣服に愛用されてきました。汗をかいても肌に張り付きにくく、風が抜けるようなドライな肌触りが特徴です。

着ているうちに自然と入る深いシワは、リラックスした優雅さと季節感を強く印象づけてくれます。アイロンでシワを伸ばし切るのではなく、シワ自体を生地の味わいとして楽しむのがおすすめです。

以下の記事ではメンズのリネンスーツを紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>メンズリネンスーツとは?特徴・選び方・着こなし・お手入れまで完全解説

コットン|カジュアル・休日使い中心の人向け

コットン(綿)は、肌触りが良く、日常的に使える耐久性も兼ね備えた万能な素材です。夏向けのコットンジャケットとして特に注目したいのが、シアサッカーと呼ばれる織り方で作られた生地になります。

シアサッカーは、縮み具合の違う糸を規則的に織り上げることで、生地の表面に波のような凹凸を作っています。凹凸があるおかげで、生地が直接肌に触れる面積が減ります。汗をかいてもベタベタせず、常にサラッとした着心地を保てるのが利点と言えるでしょう。

以下の記事ではメンズのコットンスーツを紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>メンズのコットンスーツ選び完全版!リネン・ウールとの違いや着こなしを紹介

サマーウール|ビジネス中心の人向け

相手にしっかりとした信頼感を与えたい場合は、ウール素材を選ぶのがおすすめです。夏向けのウール生地は、細くて強くねじられた糸を使って平織りにされています。高い通気性とサラッとした手触り、ウール本来のシワの回復力を持ち合わせています。

また、モヘアを混ぜたサマーウール生地は、ウールだけでは出せない強いハリと独特の美しい光沢が魅力です。高温多湿な環境でもズボンの折り目が消えにくく、型崩れを防いでくれるため、重要な商談などのフォーマルなビジネスシーンには欠かせない素材です。

夏ジャケットの価格相場

夏ジャケットの価格相場
夏ジャケットの価格は、既製品かオーダーメイドかという違いに加えて、使われている生地の品質や仕立ての手間によって大きく変わります。

既製品の価格は、およそ4,000円から数万円程度と幅広い価格で販売されています。生地はもちろん、ストレッチ性やウォッシャブルなどの機能性も豊富で、自分の求める使用感に合ったものを選べます。

オーダーメイドの価格は、およそ20,000円から十万円程度で、こちらも幅広く展開されています。初めてオーダーする場合は安価なエントリーモデルがおすすめです。一方、細部までしっかりこだわりたい場合は自分の納得できるレベルまで依頼できます。

自分の求めるジャケットを明確化し、それに適したものを購入するのがおすすめです。

夏ジャケットのおしゃれな着こなし方法

夏ジャケットのおしゃれな着こなし方法
夏ジャケットをよりおしゃれに着こなすためには、シーンごとのルールを知っておくことが大切です。

  • ビジネス|ネイビー・チャコールでノーネクタイ
  • カジュアル|ベージュ・ライトグレーでTシャツ・ポロ合わせ
  • 結婚式・パーティ|素材感で季節感を演出

順番に見ていきましょう。

ビジネス|ネイビー・チャコールでノーネクタイ

ビジネスシーンでは、見た目の誠実さと清潔感が重要です。ネイビーやチャコールグレーといった暗めのジャケットは、体全体をすっきりと引き締めて見せる効果があります。それと同時に、仕事の相手に対して揺るぎない信頼感を与えることができます。

ノーネクタイの場合、インナーには、襟立ちの良いドレスシャツや、襟に高さのあるビジネス用ポロシャツを合わせるのがおすすめです。襟元に立体感が生まれ、ジャケットの襟のラインに美しく沿わせることができます。

以下の記事では夏のスーツの着こなし方を紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>夏のスーツはどう着こなす?暑い時の対策や快適に過ごせるスーツの選び方を解説

カジュアル|ベージュ・ライトグレーでTシャツ・ポロ合わせ

休日のカジュアルな場面では、明るいベージュやライトグレー、あるいは鮮やかなブルーやグリーン系のサマージャケットを取り入れると、清涼感とリラックスした雰囲気を演出できます。

コーディネートの基本として、全身の色の数を3色以内に抑えることで、洗練された大人の印象が際立ちます。たとえば、ベージュのジャケットにネイビーのスラックスを合わせ、インナーに白のTシャツを持ってくると、メリハリの効いた上品なスタイルが完成します。

結婚式・パーティ|素材感で季節感を演出

結婚式や二次会、パーティなどの場面では、暑いからといってカジュアルすぎる服装をするのはマナー違反です。

基本的には暗めの色のスーツやネイビージャケットを着ることになりますが、見た目が重苦しくならないように工夫が必要です。ジャケットの下にベスト(オッドベスト)を合わせるスタイルが役立ちます。ベストを着ておけば、会場の雰囲気や暑さに合わせてジャケットを脱いでも、フォーマルで上品な印象を保つことができるからです。

以下の記事では夏の結婚式に参列する際のスーツの着こなし方を紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>夏の結婚式に参列する際のスーツの着こなし方・気をつけるべきマナーを解説

夏ジャケットをオーダーで作るメリット

夏ジャケットをオーダーで作るメリット
夏ジャケットを既製品ではなくオーダーすると、ジャストサイズで作れるうえ、素材や色などを自分好みにカスタムできます。

自分の体にぴったりのジャケットは、見た目の美しさだけでなく、真夏の快適さを向上させることにつながります。

体型にぴったり合うサイズで暑さの不快感を軽減

服のサイズが合っていると、体感温度に良い影響を与えます。オーダージャケットの良さは、個人の骨格や筋肉の付き方にフィットしたサイズで作れる点にあります。

サイズが大きすぎると、だらしなさが強調されてしまいます。反対にタイトすぎると、生地が肌にくっついて不快感と暑苦しさを感じるでしょう。

サイズが適していれば、歩いたり腕を曲げ伸ばしたりするたびにジャケット内の空気が押し出され、自然な換気が行われます。結果として、不快感なく、夏を過ごせるのです。

素材・色・ボタン・裏地を自分好みにカスタムできる

オーダーメイドのジャケットは、夏に特化した仕様にカスタマイズできます。特に裏地の仕様や素材を選ぶことは、快適さを決める重要な要素です。

たとえば、ジャケットの裏側全体に裏地を張ると耐久性は確保できますが、熱がこもりやすいので夏には適していません。背中の下半分の裏地を省く背抜きは、春夏の標準的な仕様であり、通気性を確保しつつ型崩れを防ぐバランスの良い作りです。

素材や色もカスタマイズすることで、さらに夏を快適に過ごせるでしょう。

夏ジャケットを作れるおすすめブランド3選

夏ジャケットを作れるおすすめブランド3選
夏ジャケットを作れるおすすめのブランドを紹介します。

  • Suit Ya|ネット完結でリネン・コットン素材が選べる
  • 麻布テーラー|対面オーダーで素材を実物で選びたい人向け
  • GLOBAL STYLE|豊富な生地ラインアップから選びたい人向け

それぞれのブランドに独自の強みがあるため、自分の希望に合うお店を見つけてみてください。

Suit Ya|ネット完結でリネン・コットン素材が選べる

Suit Ya|ネット完結でリネン・コットン素材が選べる
Suit Yaは、実店舗を持たずにオンラインだけで注文が完結するスーツブランドです。夏の時期に欠かせないリネンやコットン素材をはじめ、涼しさと伸縮性を兼ね備えた生地などが豊富に揃っているのが魅力です。自社工場で直接生産することで、高品質な生地でリーズナブルな価格を実現しました。

オンラインでオーダーする際の壁となる採寸については、複数の採寸方法を採用し、ユーザーに選択肢を提供しています。実際に同社のデータによると、利用者の多くが自分で採寸を行う「自己オート採寸」を利用しており、全体の約60.5%の方がこの方法で手軽にオーダーを完了させています。

また、万が一サイズが合わなかった場合でも安心できるよう、ジャストサイズ保証という制度が設けられています。

\Suit Yaのジャケットで快適に夏を過ごせる/

>>Suit Yaの評判・口コミを見る

麻布テーラー|対面オーダーで素材を実物で選びたい人向け

麻布テーラー|対面オーダーで素材を実物で選びたい人向け
出典:麻布テーラー

麻布テーラーは、日本のオーダーメイド市場を牽引してきた存在であり、丁寧な接客と採寸技術の高さに定評があります。プロのスタッフと直接会話しながら、生地の風合いを自分の手で確かめて選びたいという方に最適です。

夏向けのカスタマイズオプションが充実しているのが特徴です。たとえば、通気性の高い特別な素材を内部に使用し、裏地には吸湿性の高いメッシュ素材を採用した軽量な仕立てを選べます。

涼しさを確保しながらも、ビジネスの場にふさわしいきちんとした印象を両立させることが可能です。細部にまでこだわった職人の技術を感じながら、じっくりと自分だけの一着を作り上げる体験を味わえます。

GLOBAL STYLE|豊富な生地ラインアップから選びたい人向け

GLOBAL STYLE|豊富な生地ラインアップから選びたい人向け
出典:GLOBAL STYLE

GLOBAL STYLEは、約5,000種類以上という豊富な生地数とジャケットのデザインモデルを誇る専門店です。

夏に向けた提案として、着ていることを忘れるほどの軽さと上品さを併せ持つモデルが高い人気を集めています。2着同時に購入することで割引されるコンビ価格のシステムを採用しており、本格的なオーダージャケットを手の届きやすい価格で手に入れられます。

一度店舗で採寸してデータを作ってしまえば、2着目以降はオンラインで簡単に注文できるという利便性の高さも支持されている理由の一つです。

夏ジャケットに関するよくある質問

夏ジャケットに関するよくある質問
夏用のジャケットを取り入れるにあたって、よくある質問をまとめました。

夏ジャケットは何月から着られる?

夏のジャケットは、最高気温が20℃から25℃を超え始める5月中旬から後半にかけてが移行時期とされています。クールビズの期間も一般的に5月1日から設定されているため、この時期に合わせて着始めるのがスマートです。

ただし、年々気候が変動し暑くなる時期が早くなったり気温が高くなったりしているため、できる限り早めに用意するのがおすすめです。

以下の記事ではクールビズについて紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>クールビズはいつからいつまで?期間中の服装やマナーを解説【2026年最新】

夏でもジャケットの裏地はあったほうがいい?

たとえ暑い夏でもすべての裏地をなくすのはおすすめできません。美しい形と品格を保つためには、最低限の裏地は必要です。

裏地には、腕の曲げ伸ばしをスムーズにする役割や生地が汗を吸い込んで傷むのを防ぐという役割があります。また、立体的なシルエットを支え、型崩れを防ぐという役割も持っているのです。

そのため、前側と背中の上部だけに裏地を残す仕様を選ぶと良いでしょう。

以下の記事では裏地について紹介しているので、あわせてご覧ください。

>>スーツの背抜きと総裏の違いとは?季節ごとの選び方やメリット・デメリットを解説

自分にぴったりの夏ジャケットで涼しく上品な夏を

自分にぴったりの夏ジャケットで涼しく上品な夏を
夏にジャケットを着るのは暑いイメージがありますが、夏用のジャケットを着ることで快適に過ごせます。たとえば、リネンやサマーウールなどの季節に合った素材を選ぶと良いでしょう。

自分のライフスタイルに合った夏ジャケットを着ることで、猛暑でも快適な日常をもたらしてくれます。

Suit Yaは、自社工場で生産しているため高級生地をリーズナブルな価格で実現しました。夏用のジャケットも安価に手に入れられます。

「夏に適したジャケットがない」とお悩みの方は、下記のリンクをご確認ください。

\Suit Yaのジャケットで快適に夏を過ごせる/

>>Suit Yaの評判・口コミを見る

この記事の監修者

田中 通隆

大学卒業後、日系大手企業を経て渡越し、オーダースーツカンパニーを設立。生地の仕入れから企画・生産・販売までを一貫して手がけ、オーダースーツ業界に10年以上携わる。
2008年よりオンラインでのオーダースーツ販売を開始し、複数店舗の立ち上げ・プロデュースも経験。コストパフォーマンスと品質を両立したスーツづくりを強みとし、「手軽に、良いオーダースーツを」を理念に、業界の発展に取り組んでいる。



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