スーツの上に羽織るものは何が適切?コート・それ以外のおすすめと男女・季節別の着こなし方

2024/09/30

スーツの着こなし方

スーツの上に羽織るものは何が適切?コート・それ以外のおすすめと男女・季節別の着こなし方

スーツスタイルに季節感を出すには、上に羽織るものを季節に合わせて変えることが大切です。寒い季節には暖かいコート、暑い季節には軽めのジャケットなどが一般的です。

しかし、実際に購入する場合、どのような基準で選べば良いか迷う方がいるかもしれません。また、男性と女性では適した羽織ものが異なるケースがあり、悩む方もいるでしょう。

そこで本記事では、スーツの上に羽織るものに関して、コート・コート以外、男女、春夏秋冬別におすすめを紹介します。基本的な選び方も解説しているので、防寒やおしゃれを考えながら、自分に合った羽織ものを探していきましょう。

スーツの上に羽織るものの基本的な選び方

スーツの上に羽織るものの基本的な選び方

スーツの上に羽織るものの基本的な選び方は、以下の3つです。

  • 丈が長めのものを選ぶ
  • シルエットを崩さない素材を選ぶ
  • フォーマルさを保つデザインを意識する

これらの基本を押さえつつ、おしゃれで自分に合った羽織ものを選びましょう。

丈が長めのものを選ぶ

スーツの上に羽織るものは、丈が長めのものを選ぶと良いです。スーツスタイルではジャケットを着用する場合が多く、ショート丈の羽織ものだと上着の裾がはみ出てしまい見栄えが悪くなる可能性があります。

基本的には、ひざの上くらいの着丈を選ぶのが最適です。ただし、自分の体に比べて大きすぎるサイズでは、相手にだらしない印象を与えてしまうため、ビジネスシーンではふさわしくありません。

丈が長めかつ自分に合ったサイズ感の羽織ものを選んで、きれいなYラインのシルエットを表現すると良いでしょう。

シルエットを崩さない素材を選ぶ

スーツの上に羽織るものを購入する際は、シルエットを崩さない素材選びが重要です。たとえば、以下のような素材は避けた方が良いでしょう。

  • 厚手のダウン素材
  • ボリュームのあるフェザー素材
  • 伸縮性の強い素材
  • 硬すぎる素材

厚手のダウン素材やボリュームのあるフェザー素材、硬すぎる素材は、着用した際にゴワつきやすく、スーツのシャープなラインを崩してしまいがちです。また、伸縮性の強い素材は、スーツのきちんとしたシルエットを保てません。

スーツスタイルのシルエットを崩さないためには、薄手でしっかりとした生地や、ウールやカシミヤなどの上質な素材を選ぶと良いでしょう。

フォーマルさを保つデザインを意識する

ビジネスシーンで羽織るのであれば、フォーマルさを保つデザインを意識しなければいけません。

たとえば、ダッフルコートやモッズコート、ブルゾンなどはカジュアルに寄りすぎてしまいます。また、派手なデザインや色は、フォーマルなスーツスタイルとの調和を取れません。

スーツスタイルにふさわしい羽織ものを購入する際は、無地・控えめなデザインや色、ロング丈、高級感のある素材などを選びましょう。

スーツの上に羽織るものとして適切なコートの種類

スーツの上に羽織るものとして適切なコートの種類

スーツの上に羽織るものとして適切なコートは、主に以下の4つです。

  • チェスターコート
  • ステンカラーコート
  • トレンチコート
  • スタンドカラーコート

それぞれの特徴を把握して、自分好みのコートを購入してみると良いでしょう。

また、既製品にはないサイズのフィット感や高品質な素材による耐久性の高さ・着心地を感じたい方は、オーダーコートがおすすめです。

おすすめのオーダーコートブランドは以下の記事で紹介していますので、興味をお持ちの方はご覧ください。

>>メンズにおすすめのオーダーコートブランド10選を比較【2024年最新】

チェスターコート

チェスターコートはスーツジャケットに近いシルエットで、フォーマルな場でも違和感なく着用可能です。また、肩から裾に向かってストレートに落ちるIラインシルエットや、ウエストを絞ったデザインが、全体的にスマートな印象を与えられます。

さらに、スーツの上から羽織ることを想定して設計されているため、身幅が広めに作られており、重ね着しても動きやすいです。

ステンカラーコート

ステンカラーコートはシンプルなデザインで、就職活動からビジネスシーンまで幅広く活躍します。前方が低く直線的に折り返された襟が特徴で、第一ボタンを開けても閉めてもスタイリッシュに見え、フォーマルな印象を保ちやすいです。

また、ヒップを覆う程度の着丈で作られているため、スーツとの相性が良いです。特にダーク系や柄物のスーツと合わせると、より洗練された印象を演出できます。

トレンチコート

トレンチコートは、フォーマルからカジュアルまで幅広く使えるデザインが魅力です。耐久性や防水性にも優れているため、雨の日でも安心して着用でき、長く愛用できます。

さらに、ライナーが取り外し可能なデザインが多く、気候に応じて調整できる点も大きなポイントです。

スーツスタイルのきちんとした感じに柔らかい印象をプラスしたい場合はベージュを、大人の上品さを演出したい場合はグレーやカーキなどを選ぶと良いでしょう。

スタンドカラーコート

スタンドカラーコートも、スーツの上に羽織るものとして適切です。襟が立っているデザインが特徴で、首回りの防風性に優れており、寒い季節でも暖かさを維持できます。

また、襟を立てることで小顔効果が期待でき、スタイリッシュなスーツスタイルを演出できる点も魅力です。

前を閉じて着るとクールな印象になり、開けてラフに羽織るとビジネスマンとして知的で華やかな印象を与えられるでしょう。

コート以外でスーツの上に羽織るもの

コート以外でスーツの上に羽織るもの

コート以外でスーツの上に羽織るものとしては、以下の2つがあります。

  • ダウンジャケット
  • ウールのカーディガン

ビジネスシーン以外で、普段使いもできる羽織ものを探している方は参考にしてください。

ダウンジャケット

ダウンジャケットは、着こなし方を工夫すればビジネスシーンでも着用可能です。羽織ものの中でも特に防寒性に優れており、寒い季節でも快適に過ごせるでしょう。

しかし、スーツスタイルに合わせる場合は、以下のポイントに注意しなければいけません。

  • 派手な色や光沢のある素材は避ける
  • スーツの裾が隠れるくらいの長さを選ぶ
  • 着用した際のシルエットを意識する

ビジネスシーンでダウンジャケットを着用するなら、適切なデザインと素材を選び、カジュアルに寄りすぎないスタイリッシュなコーデを意識しましょう。

ウールのカーディガン

ウールのカーディガンも、スーツスタイルに最適な羽織ものの一つです。ウールは保温性が高く、冬場でも快適に過ごせる素材です。

特にメリノウールやカシミヤ混のものは、柔らかくて肌触りが良く、上品な印象も与えられます。

また、簡単に着脱できる点も魅力で、冬場だけではなく冷房が効きすぎた真夏のオフィスや、少し肌寒く感じる移動時などで重宝するでしょう。

【男女別】スーツの上に羽織るものを選ぶポイント

【男女別】スーツの上に羽織るものを選ぶポイント

ここでは、男女別でスーツの上に羽織るものを選ぶ際のポイントを紹介します。メンズとレディースでは、求められる見た目や雰囲気が異なります。

これから紹介するポイントを意識して、自分に合った羽織ものを選んでいきましょう。

メンズ:機能性とシルエットを重視する

スーツの上に羽織るものを選ぶ際、男性の場合は機能性とシルエットを重視すると良いです。男性は外回りや出張の機会が多いため、防寒性に優れている羽織ものが最適です。

また、重すぎない軽量な素材を選ぶことで、動きやすさも確保できます。

さらに、スーツスタイルのスタイリッシュさを崩さないために、シルエットやサイズ感にもこだわらなければいけません。余裕を持ったサイズを選ぶと、ジャケットと着重ねた際の窮屈感を軽減できます。

ただし、過度なオーバーサイズやボリューム感がありすぎるサイズ・デザインは、カジュアル感やだらしない印象を与えてしまうため避けるのが無難です。

ビジネスシーンで着用する場合は、相手に与える印象を考慮して、スタイリッシュかつフォーマルなデザインやシルエットを選ぶと良いでしょう。

レディース:シルエットと首元のデザインを意識する

レディースの羽織ものを選ぶ際は、シルエットと首元のデザインに注目すると良いです。

自分の体型に合ったシルエットを選ぶことで、全体のバランスがスマートに見えます。特に、ウエストが絞られたデザインやAラインのコートは、女性らしさを引き立てる効果もあります。

丈感については、長すぎると重たい印象に、短すぎるとカジュアルになりすぎるため、ヒップを覆うくらいの丈が理想的です。

また、女性の場合は首元のデザインも重要です。チェスターコートやトレンチコートなどの襟が立っているものは、フォーマルな印象を与えるだけではなく、小顔効果も期待できるでしょう。

一方、ノーカラーのデザインは柔らかい印象を与えて女性らしさを演出できますが、フォーマルな場面では襟付きの方が適しているケースが多いです。シーンに応じて、ふさわしいデザインの羽織りものを選んでいきましょう。

【季節別】スーツの上に羽織るものを選ぶポイント

【季節別】スーツの上に羽織るものを選ぶポイント

スーツの上に羽織るものを選ぶ際、以下のような季節に応じたポイントを押さえることが大切です。

  • 春:軽量なトレンチコートやステンカラーコート
  • 夏:通気性の良い薄手のカーディガンやジャケット
  • 秋:防寒性があるが軽い素材のコート
  • 冬:厚手のダウンコートやウールコート

これから紹介するポイントを意識して、季節に合った羽織ものを選んでいきましょう。

春:軽量なトレンチコートやステンカラーコート

春のスーツスタイルには、軽量なトレンチコートやステンカラーコートが最適です。

トレンチコートは軽やかな雰囲気があり、羽織るだけで季節感を演出できます。また、クラシカルでかっちりした印象が強く、カジュアルなアイテムと合わせてもフォーマルさを保てます。

ステンカラーコートは、シンプルなデザインでさまざまなアイテムと合わせやすいです。色や柄を取り入れてもカジュアルになり過ぎないため、フォーマルさを残しつつおしゃれなコーデを着こなしたい方におすすめです。

夏:通気性の良い薄手のカーディガンやジャケット

夏のスーツスタイルには、通気性の良い薄手のカーディガンやジャケットを合わせると良いです。

カーディガンはコットンやリネン素材を選ぶと、通気性や吸湿性に優れており、暑い季節でも快適に過ごせます。特にリネンは見た目も涼しげで、夏の季節感を表現できる点がポイントです。

ジャケットも通気性と着心地が良く、夏場に最適です。ただし、カジュアル感が出やすいアイテムなため、大事な商談や顧客と対面する場面などでは避けるのが良いでしょう。

また、ビジネスシーンでも着用しやすい、高品質なジャケットを仕立てられるブランドを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

>>絶対におすすめするオーダージャケットブランド6選!オーダーの仕方も解説

秋:防寒性があるが軽い素材のコート

気温が変動しやすい秋の季節は、軽量で必要に応じて脱ぎ着しやすいコートを持ち運ぶのが良いです。軽い素材でもウールやカシミヤ混合の生地を選ぶことで、防寒対策としても効果的です。

軽くて防寒性のあるコートで秋のスーツスタイルを引き立てながら、快適に過ごしていきましょう。

また、秋のスーツスタイルをおしゃれに着こなすポイントを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

>>秋のメンズスーツコーディネート例・おしゃれに着こなすポイント【2024年最新】

冬:厚手のダウンコートやウールコート

寒さが厳しい冬のスーツスタイルには、厚手のダウンコートやウールコートを選ぶと良いです。

ダウンコートは軽量でありながら高い保温性を持ち、寒い冬の環境でも快適に過ごせます。ただし、カジュアルに寄りやすいため、着用する際はスリムなシルエットでフォーマルさを維持できるものを選びましょう。

ウールコートは高級感を醸し出し、スーツとの相性が良いためビジネスシーンに最適です。特にチェスターコートやステンカラーコートは、フォーマルな場面でも違和感なく着用できます。

スーツに適したアウターならオーダーコートがおすすめ

スーツに適したアウターならオーダーコートがおすすめ

スーツに適したアウターを探している方は、オーダーコートがおすすめです。「自分の体型に合うコートがない」「既製品のコートは重くて疲れる」などの悩みも、オーダーコートなら解決できます。

丁寧な採寸をもとに製作するため、重ね着しても着膨れせず、動きやすいコートに仕上げられます。また、生地や裏地などの細部にまでこだわったコートは、高品質で耐久性が高く、長く愛用できる点も魅力の一つです。

特に「Suit Ya」ならネット注文が可能なため、仕事が忙しいビジネスマンでも手軽にオーダーできます。オーダーコートでスーツスタイルをかっこよく着こなしたい方は、ぜひ一度「Suit Ya」にお問い合わせください。

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