ライトグレースーツのコーディネート例4選!シャツ・ネクタイ・靴との合わせ方を紹介
2024/01/30
スーツの着こなし方
グレースーツはさまざまな場面で活躍するため、着用されることの多い定番のスーツです。しかしグレースーツといっても色味によって印象は大きく異なり、スーツによって合わせるのに適したアイテムや、与える印象は異なります。
なかでも「ライトグレースーツ」は明るい色味のグレーのため「どんなコーディネートにするべきか」「どんなアイテムを合わせるべきか」など、着こなしについてお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では以下の内容について解説していきます。
- ライトグレースーツの特徴と与える印象
- ライトグレースーツとアイテムの合わせ方
- ライトグレースーツのコーディネート例
- ライトグレースーツが似合う人の特徴
合わせるアイテムによって与える印象やライトグレースーツとの相性など、具体例を挙げながら解説をしています。ライトグレースーツの着こなしに悩んでいる方や、ライトグレースーツの購入を検討している方は、ぜひ本記事で紹介するコーディネート例を参考にしてください。
ライトグレースーツとは?
汎用性が高くスーツの中でも着用されることの多い「グレースーツ」ですが、ひと口にグレーと言っても様々なグレーが存在します。こちらでは「ライトグレースーツ」とはどんなスーツなのか、その特徴を解説していきます。
ライトグレーとはどんな色?
さまざまなトーンや色味のあるグレーは、大きく3つのトーンに分けられます。「ライトグレー」は3つのトーンの中で最も明るいグレーのことを指し、そのほか最も暗く黒に近い「チャコールグレー」と、中間のトーンにあたる「ミディアムグレー」に分けられます。
また、グレーは色味がない「無彩色」と呼ばれる色で、さまざまな色と合わせやすい万能カラーです。どんな色のアイテムと合わせるかによって印象をがらりと変えることができ、幅広いコーディネートが楽しめるのも魅力です。
ライトグレースーツが与える印象
ライトグレースーツが与える印象は、主に以下のようなものがあります。
- 爽やか
- 軽やか
- 涼しげ
- 若々しい
- カジュアル
- 上品
- おしゃれなイメージ
例に挙げたのは印象の一部ですが、主に「爽やかな印象」や「若々しくフレッシュ」な印象が感じられるのがライトグレースーツの特徴です。軽やかな雰囲気を持つ色味のため、主に春・夏に着用されます。
また、厳かな場で着用されることの多い「ダークトーン」のスーツは「フォーマル」な印象を与えますが、反対に「明るいトーン」のスーツは「カジュアル」な印象を与えます。ライトグレースーツも「明るいトーン」のスーツに分類されるため、どちらかといえばカジュアルなイメージの強いスーツに分類されることが多いです。
さらにグレーそのものが「洗練された印象」を感じさせる色のため、都会的でおしゃれな印象も与えることができます。
ライトグレースーツとシャツの合わせ方
幅広いアイテムと相性の良い「ライトグレースーツ」は、合わせるシャツによって与える印象を大きく変えることができます。こちらではライトグレースーツとシャツの合わせ方について、4つのポイントを紹介していきます。
困ったら「無地の白シャツ」を合わせる
どんな色のスーツにも合わせやすい「無地の白シャツ」は、もちろんライトグレースーツとも相性抜群です。ライトグレースーツはもともと爽やかでフレッシュな印象を与えるアイテムですが、白シャツを合わせることで、より爽やかな印象を増すことができます。
さらに「白」もグレーと同じく色味を持たない「無彩色」のため、ネクタイの色味を合わせることで、洗練された印象の「ワントーンコーデ」を組むこともできます。
明るめトーンのライトグレーは「パステルカラー」のシャツと相性抜群
グレーの中でも最も明るいトーンであるライトグレーは、淡く柔らかい色味の「パステルカラー」と相性抜群です。
「パステルブルー」は爽やかな印象を与えることができ、寒色で涼しげな雰囲気を持つ色のため、夏の暑い時期にぴったりです。
「パステルピンク」は華やかな印象を与えることができるため、パーティーやカジュアルな披露宴などで役立ちます。
「パステルイエロー」は爽やかさに明るい印象をプラスすることができ、親しみやすい雰囲気を演出したい場面におすすめです。
上記以外のパステルカラーとも相性が良いため、相手に与えたい印象にどのパステルカラーのシャツを合わせるか考えるとよいでしょう。
「柄物シャツ」を合わせることで、よりおしゃれな印象に
ライトグレースーツに柄物シャツを合わせることで、よりおしゃれな印象を与えることができます。グレーはベーシックな色味のため幅広いアイテムに合わせやすく、比較的どんな柄のシャツでもコーディネートしやすいのが魅力です。
フォーマルシーンであれば、知的な印象を与えることができる「ストライプ柄」がおすすめで、カジュアルな印象を与える「ドット柄」と合わせることで、明るく柔らかい雰囲気を演出することもできます。
カジュアルな着こなしには「ペイズリー柄」「チェック柄」などの個性的なシャツもおすすめ
カジュアルシーンでライトグレースーツを着用する場合には「ペイズリー柄」や「チェック柄」など、個性的な柄のシャツを合わせるのもおすすめです。カジュアルな印象を与えるライトグレースーツにあわせることで、適度にフォーマルさを兼ね備えつつ、おしゃれなコーディネートに仕上げることができます。
また、グレーはベーシックな色味のため、比較的どの色合いの色合いのシャツとも相性が良いです。その日の気分や与えたい印象に合わせて、さまざまな色味のアイテムを合わせてコーディネートを楽しむことができます。
ライトグレースーツとネクタイの合わせ方
色味を持たない無彩色のグレーは、合わせるアイテムによって相手に与える印象を大きく変えることができます。特にスーツを着用するにあたって目に入りやすい「ネクタイ」は、コーディネートのイメージを左右するアイテムです。
こちらではライトグレースーツとネクタイの合わせ方について、5つのポイントを紹介していきます。
コーディネートを引き締めるには「ダークトーン」のネクタイを合わせる
明るいトーンのライトグレースーツは、全て明るい色のアイテムで合わせてしまうとぼやけた印象のコーディネートになってしまう場合があるため注意が必要です。「ダークトーン」のネクタイを合わせるとコーディネートが引き締まり、まとまった印象にすることができます。
「ブラックのネクタイ」は同じトーンのアイテムのため、モダンで洗練した雰囲気にすることができます。ほかには「ネイビー」や「暗めのボルドー」などのネクタイも相性がよいためおすすめです。
「青系」のネクタイで爽やかな印象に
ビジネスシーンでライトグレースーツを着用する場合「青系」のネクタイを合わせることで、爽やかかつ知的な印象を与えることができるのでおすすめです。明るめのブルーの場合はより爽やかな印象になり、暗めのブルーの場合はフォーマルな印象が強くなります。
明るめのネクタイはカジュアルな印象が強くなる場合があるので、フォーマルシーンで着用するのであれば「暗めのブルー」を選ぶとよいでしょう。
「赤系」のネクタイを合わせることで華やかさをプラス
「赤系」のネクタイを合わせると、コーディネートに華やかさをプラスすることができます。レッドの中でも「暗めの色」は、色気のある大人な雰囲気な印象になり「明るめの色」であれば、情熱的でアクティブな印象が感じられます。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活用しやすい色のため、与えたい印象に合わせて色のトーンを選ぶとよいでしょう。
カジュアルに着こなすなら「目を引く柄物ネクタイ」をチョイス
カジュアルシーンでライトグレースーツを着用する場合は「目を引く柄物ネクタイ」をアクセントにするのもおすすめです。「ペイズリー柄」や「タータンチェック柄」など柄が大きく鮮やかな色合いのネクタイを合わせることで、おしゃれなコーディネートに仕上がります。
目を引く柄物のネクタイを合わせる場合は、ネクタイがコーディネートの主役になります。そのため、他のアイテムも「柄物」にしてしまうと、柄物同士がケンカしてまとまりのないコーディネートになるため注意が必要です。そのため、ネクタイ以外のアイテムは「無地」のアイテムを選択するとよいでしょう。
フォーマルシーンでは「さり気ない柄物ネクタイ」をチョイス
フォーマルシーンでライトグレースーツを着用する場合には「さり気ない柄物」のネクタイを合わせましょう。主張の強い柄物のネクタイはカジュアルな印象が強くなるため、ビジネスシーンでの着用には向きません。
フォーマルシーンで柄物のネクタイを合わせる場合は「小紋柄」や「ダークトーンのストライプ柄」などの柄がおすすめです。さり気ない柄物はカジュアルになりすぎず、コーディネートのアクセントになります。
ライトグレースーツと靴の合わせ方
スーツを着用するシーンではTPOによるマナーが存在することも多く、足元に合わせるアイテムにも注意が必要です。こちらではライトグレースーツと靴の合わせ方について、2つのポイントを紹介していきます。
フォーマルな印象を与えるには「ブラックの革靴」を合わせる
ライトグレースーツをフォーマルに着こなす場合には「ブラックの革靴」を合わせるとよいでしょう。ブラックはダークトーンのため、フォーマルな印象が感じられる色味です。また、明るめのトーンであるライトグレーのスーツをブラックが引き締め、全身をすっきりとまとめてくれます。
フォーマルシーンでスーツを着用する場合には「ストレートチップ」や「プレーントゥ」の靴を合わせるとよいでしょう。
「ストレートチップ」は穴飾りのないシンプルな革靴で、冠婚葬祭の厳かな場面でも利用することができる、フォーマルなデザインの靴です。
「プレーントゥ」はつま先に装飾のない革靴のことで、なかでも「内羽根」のプレーントゥはフォーマルな印象が強いデザインのため、ビジネスシーンでも活躍します。
カジュアルに着こなすなら「ブラウンの革靴」を合わせる
ライトグレースーツでカジュアルな着こなしをする場合は「ブラウンの革靴」を合わせるのがおすすめです。ブラウンはブラックに比べてカジュアルな印象が強く、カジュアルな装いにフィットします。
明るいブラウンだとよりカジュアルな印象が強くなり、暗いブラウンだとややフォーマルな印象になります。
全体的に明るいアイテムで合わせるとぼやけた印象になるため、シャツやネクタイが明るめの色の場合は、暗めのブラウンを合わせるのがよいでしょう。逆に暗めのアイテムが多い場合には、明るめのブラウンを合わせることでバランスの良いコーディネートにすることができます。
ライトグレースーツのコーディネート例
汎用性の高いライトグレースーツは、さまざまな着こなしを楽しむことができるアイテムです。こちらではさまざまなシーンで活用できるライトグレースーツの着こなしについて、コーディネート例を4つご紹介します。
ライトグレースーツ×白の無地シャツ×ダークグレーネクタイ×ブラックシューズ
全体をワントーンでまとめた、統一感のあるコーディネートです。ダークグレーのネクタイとブラックシューズが明るいトーンのライトグレーを引き締めるため、モダンですっきりとしたコーディネートに仕上がります。
全身無地のアイテムでまとめてもおしゃれなワントーンコーデになりますが、スーツやネクタイにさり気ない柄を取り入れるのもおすすめです。
ベーシックなコーディネートのため、カジュアルシーンはもちろん、ビジネスシーンの着用にもぴったりです。
ライトグレースーツ×パステルブルーシャツ×ネイビーネクタイ×ブラックシューズ
爽やかな印象を与えるライトグレースーツ×パステルブルーシャツの組み合わせで、知的かつ若々しい印象を与えることができます。全体的に寒色系のためまとまりがよく、幅広いシーンで活躍するコーディネートです。
締め色として「ブラックシューズ」を合わせるのがおすすめですが、カジュアルな印象を強めたい場合には「暗めのブラウン」のシューズを合わせてもよいでしょう。
ライトグレースーツ×ストライプシャツ×ボルドーネクタイ×ブラウンシューズ
フォーマルな雰囲気を残しつつ、ほどよくカジュアルな着こなしができるコーディネートです。
ストライプシャツは「グレー」のものを選ぶことで、ボルドーネクタイとの相性も良く、統一感のあるコーディネートにまとめることができます。また、シャツが柄物のため、ネクタイは無地のものをあわせてバランスを取りましょう。
ややカジュアルな印象の強い装いのため、ビジネスシーンでの着用には不向きですが、華やかな雰囲気を演出したいカジュアルシーンにおすすめのコーディネートです。
ライトグレースーツ×ペイズリー柄シャツ×グレーネクタイ×ブラックシューズ
ペイズリー柄シャツがコーディネートの主役になるコーディネートです。カジュアルな印象が強いため、ビジネスシーンでの着用には不向きですが、フォーマルかつカジュアルでおしゃれな雰囲気を演出することができます。
明るいペイズリー柄も素敵ですが、派手な印象になりすぎてしまう場合があるため、暗めの色合いペイズリー柄か、淡い色合いペイズリー柄を選ぶとコーディネートしやすいです。
シャツ以外のアイテムは無地を選び、バランスよくまとめましょう。
ライトグレースーツが似合う人の特徴
コーディネートがしやすいため着用する機会の多いグレーですが、実は人によって似合うグレー・似合わないグレーが存在します。こちらでは「ライトグレースーツ」が似合う人の3つの特徴について解説していきます。
肌の色が色白の人
肌の色が色白な方は「ライトグレー」と相性が良く、顔色を明るく見せる効果があります。明るいグレーが白い肌を映えさせ、爽やかでフレッシュな印象を与えることができます。
「肌が黄みがかっている方」はライトグレーとの相性が悪いため、他のトーンのグレーの着用をおすすめします。肌が黄みがかっている方がライトグレーを着用すると肌がくすんで見え、どんよりとした印象を与えてしまうので注意が必要です。
「くすみカラー」であるグレーは、色白の方が着用することで肌の白さが際立ち、相性良く着用できるのが魅力です。しかし「色黒の方」が着用することでその強みが活かされず、より肌がくすんで見えてしまいます。そのため、肌が色黒の方はグレースーツの着用は避けるのが無難です。
顔立ちがはっきりしている人
グレーは「さまざまな色と合わせやすい」という長所もありますが、逆に「主張の少ない色」という短所を持ちます。そのため、薄顔の方がグレースーツを着用するとぼやけた印象を与えてしまう場合があるため注意が必要です。
特に明るいトーンの「ライトグレースーツ」は淡い色味のためよりぼやけた印象になりやすいだけでなく、肌色を明るく見せる色のため、より顔の印象を弱くしてしまう場合があります。
そのため、顔立ちがはっきりした人が着用することで、ライトグレースーツの長所を活かすことができるでしょう。
スマートな体型の人
明るいトーンであるライトグレースーツは、体の輪郭がぼやけるため太って見えてしまう場合があります。そのため、スマートな体型の方が着用することでより洗練された着こなしができるでしょう。
体型が気になるという方は「ダークトーン」の着用がおすすめです。ダークトーンは引き締めて見せる効果がある色味のため、体のラインをすっきり見せてくれます。
ビジネスシーンでライトグレースーツの着用はあり?
グレーの中ではカジュアルな印象の強い「ライトグレースーツ」ですが、場面によってビジネスシーンでも着用することが可能です。普段通りのオフィスワークや、ある程度カジュアルな着こなしが許可されている会社であれば、ライトグレースーツを着用しても問題ないでしょう。
ライトグレースーツを着用する場合には「白の無地シャツ」「淡いブルーの無地シャツ」や、ダークトーンのネクタイといった、フォーマル色の強いアイテムを合わせることでかっちりとした雰囲気にすることができます。
重要な会議や商談などフォーマルな着こなしが求められる場面では、周りにカジュアルな印象を与えてしまう可能性があるため、ライトグレースーツの着用は避けるのが無難です。その場合には、ダークトーンのスーツを着用し、よりフォーマルな着こなしをするようにしましょう。
ライトグレースーツを着こなすならオーダーメイドがおすすめ
一見カジュアルな印象の強い「ライトグレースーツ」ですが、合わせるアイテムによってフォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで着こなすことができる汎用性の高いアイテムです。
しかし、汎用性が高いからこそさまざまなデザインのスーツがあるため、その中から自分の用途に合ったスーツを選ぶ必要があります。さらに、明るいトーンのライトグレースーツは体の輪郭がぼやけてしまうため、スマートに着こなすにはジャストサイズのスーツを選ぶのが重要です。
そこで、自分の用途に合わせながら体型に合ったスーツが注文できる「オーダーメイドスーツ」がおすすめです。
Suit Yaはネット注文のため気軽にオーダーできるうえに、1着目は無料で1回までサイズ直しができるため、オーダーメイドスーツが初めでも安心して注文することができます。さらに取り揃える生地の数が多く、高級生地を使用したスーツが最安値でオーダー可能です。
低価格で高品質のライトグレースーツがオーダーできるため、ぜひSuit Yaでの注文もご検討ください。
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