オーダーシャツにネームを入れるのはダサい?刺繍の位置やポイントを解説
2024/05/30
オーダーシャツ
オーダーシャツを注文して細部までデザインにこだわった理想の1枚を仕立てるなら、「ネームを入れたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、「オーダーシャツ ネーム」と検索すると、「ダサい」といった言葉が見受けられ、オーダーシャツにネームを入れるかを悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、オーダーシャツに刺繍でネームを入れるのはダサくはありません。
本記事では、オーダーシャツにネームを入れるのはダサいのかや、入れる理由について詳しくご紹介します。オーダーシャツにネームを入れる際にダサくならないポイントも解説するので、ワンポイントで刺繍ネームを入れるか検討している方は参考にしてください。
オーダーシャツにネームを入れるのはダサい?
オーダーシャツにワンポイント刺繍でネームを入れるのはダサくありません。
オーダーシャツにネームを入れるのはおしゃれ目的だと考えている方が多いかもしれません。しかし、そもそも刺繡でのネームは、個人所有のシャツであると示すために入れられ始めました。そのため、刺繍でのネームサイズは小さく、他の人から見えない場所に入れるのが主流でした。
ただし、現在では個人所有の証といった考え方は薄れ、おしゃれ目的で他人に見える位置に主張が激しい刺繍ネームを入れる方が増えています。
その結果、スマートではない印象を相手に与えてしまい、オーダーシャツにネームを入れるのはダサいと感じる方が増えたのです。
オーダーシャツにネームを入れる際は、決まった場所はないため自分の好きな位置に任意のサイズで刺繍を入れられます。また、ネイビー色やシャツの生地に近い色の刺繍ネームであれば、主張が弱く目立たないため、周りの人からダサいと感じられる心配もありません。
個人所有の証といった理由以外に、オーダーらしさを出すためにも刺繡ネームでこだわってみてください。
オーダーシャツにネームを入れる理由
オーダーシャツにネームを入れる理由は、主に以下の4つがあげられます。
- 個人所有の証
- オーダーらしさを出すため
- おしゃれのため
- 大人の遊び心を表現するため
現在では、「おしゃれのため」「大人の遊び心を表現するため」といった理由でオーダーシャツにネームを入れる方が多い傾向です。しかし、もともとは個人所有の証としての意味が強くありました。
今と同じスーツの形が確立したのは19世紀ごろと言われていますが、当時のワイシャツは下着として捉えられていたのです。そのため、シャツは他の人に見られないように着るのが基本であり、上着のジャケットを脱がないかベストを着用する方がほとんどでした。
また、当時はワイシャツにネームを入れる理由は、おしゃれや他の人に見せるためではなく、クリーニングに出した際に他の人のシャツと間違われないためだったそうです。
ワイシャツにネームを入れる理由は、誰かに見せるためやおしゃれ目的だけではなく個人所有の証でもあります。そのため、オーダーシャツにネームを入れる際は、ベストを着用したときに他の人から見えなくなる左腹に刺繍で入れましょう。
他の人から見えない位置にネームを入れることで、オーダーシャツとしてのこだわりを保ちながら、ダサさを心配する必要もなくなります。
オーダーシャツにネームを入れる人はどれぐらいいる?
オーダーシャツにネームを入れる人はそこまで多くないです。
仕事用としてオーダーシャツを注文する方は、会社のイメージを悪くさせないためにシンプルなデザインのオーダーシャツを注文します。また、会社内での自分のポジションを考慮し、上司や周りの社員に見られても悪く思われない程度の装飾が少ないオーダーシャツを選ぶ方が多い傾向です。
しかし、さまざまな理由からオーダーシャツに刺繍でネームを入れる方は一定数います。オーダーシャツを注文する方の40%以上がネームを入れるといった、オーダースーツ専門店もあるそうです。
以上から、目立たない程度のシンプルなデザインであれば、オーダーシャツに刺繡ネームを入れる方は、一定数いるとわかります。
また、マイナビがマイナビニュース会員の20代女性223人に「ワイシャツにちらりと見える刺繍。どう思いますか?」といったアンケート調査をしたところ以下のような結果となりました。
カッコイイと思う | 62.3% |
---|---|
カッコイイと思わない | 37.7% |
アンケート結果より、女性からのワンポイント刺繍への評価は高い傾向にあると見て取れます。しかし、主張が激しいネームはダサいと思われる可能性が高いので、シンプルでちらりと見えるぐらいのサイズ感で刺繍ネームを入れましょう。
オーダーシャツのネームの位置はどこがいい?
オーダーシャツにネームを入れる際の位置は、主に以下の4つです。
- 左胸とウエストの間
- 裾に近い位置
- 左カフスや左腕
- ポケット
最も正統派とされている位置は、左胸とウエストの間になります。なぜなら、オーダーシャツに入れるネームは他の人に見せる物ではなく個人所有の証であるため、ウェストコート(ベスト)を着たときに隠れる位置が望ましいからです。
また、ネームのサイズも小さい方がエレガントだとされており、5mmほどが理想です。
ただし、ネームを入れる位置に決まりはなく、裾に近い位置・左カフスや左腕・ポケットなどに入れる方も多いです。
シャツの裾近くであれば、スラックスで隠れるため目立つことは少なくフォーマルな場にも対応できます。
左カフスやポケットにネームを入れれば、相手から見えてしまいますが、刺繍ネームが会話のきっかけになる場合もあります。しかし、字体や刺繍糸の色によってはカジュアルになりすぎるケースも考えられるため、オーダーする際はカジュアル感を抑えるために、ネイビー色やシャツの生地に近い色で入れるなど工夫をしましょう。
オーダーシャツにイニシャルを入れる際のポイント
オーダーシャツにイニシャルを入れる際は、「名前.苗字.」のように後ろにも「.」を入れましょう。
日本でオーダーシャツにイニシャルネームを入れる際は、「名前.苗字」の場合が多いですが、正しくは「名前.苗字.」となります。例えば、「スーツ屋 太郎」が名前だった場合は、「T.S.」が正しい表記です。
正統派のスーツスタイルを得意とする店舗や、ヨーロッパのクラシックなシャツメーカーでなければ、正規のイニシャル表記で入れてもらえない場合もあります。そのため、オーダーシャツにイニシャルを入れる際は事前に確認し、正しい表記で入れてもらいましょう。
また、イニシャルではなく名前や名字を筆記体で入れるのも正しい入れ方とされていないので、オーダーしないように注意してください。
王道を外さずより本格的にこだわりたい場合は、3文字イニシャルを入れるのもおすすめです。英国では、他の人と差別化を図るために、ミドルネームや自らの称号を含めた3文字イニシャルで入れる方もいるので参考にしてみましょう。
ネーム以外におすすめのオーダーシャツのオプション
ネーム以外におすすめのオーダーシャツのオプションは、以下の通りです。
- ダブルカフス
- 襟型(ボタンダウン・ホリゾンタル など)
- クレリック
- ポケット(ありなし・2つポケット など)
- 前みごろ(裏前立て・表前立て・カブリシャツ など)
- プリーツ(1プリーツ・ノープリーツ など)
- ボタン(貝ボタン・ボタン糸変更 など)
- 裾(ラウンドカット・スクエアカット など)
以上のオプションは、一例であり店舗によってさまざまです。ネーム刺繡を入れるだけでなく、ボタンの糸や襟・袖の型などのデザインにこだわってオーダーすれば、世界に一つだけのオーダーシャツを仕立てられます。刺繡ネーム以外のオプションを選択したい場合は、事前に店舗ごとの公式サイトで問い合わせて確認してみてください。
また、「Suit Ya」であれば、クレリック・ダブルカフス・貝ボタンといったオプションがすべて無料で選択できます。さらに、清涼素材・ナチュラルストレッチ・形態安定といった機能別にも豊富な種類の素材から選べるので、よりオーダーらしさを出して他の人のワイシャツと差別化できます。
オーダーシャツはネームにもこだわろう
ワイシャツを着る機会が多いビジネスマンが、せっかくオーダーで注文するのであれば、刺繡ネームといった細部のデザインまでこだわりましょう。
オーダーシャツにネームを入れるとダサいと思われる理由は、サイズが大きかったり目立つ色を使うことによって、主張が激しくなってしまうからです。そのため、ネイビー色やシャツの生地に近い色であったり、5mmほどのサイズ感でシンプルでちらりと見えたりするネームを入れればダサさの心配はありません。
また、イニシャルネームを入れる際は、正規の表記である「名前.苗字.」の形で入れましょう。苗字の後にピリオド(.)を省略したり、名前・名字を筆記体で入れたりしてしまうと、イニシャル表記やスーツに詳しい方が見たときにダサいと感じてしまいます。店舗によっては、イニシャルの正しい表記を知らない方もいるため、オーダーする際は入念に確認しましょう。
また、オーダーシャツには刺繡ネーム以外にもさまざまなオプションがあり細部までこだわり、世界に1つだけのワイシャツを手に入れられます。しかし、取り入れたいオプションをすべて入れると、費用が高くなってしまうため、取捨選択しなければいけません。
しかし、オンラインでオーダーシャツを注文できる「Suit Ya」であれば、追加料金なしでさまざまなオプションが利用可能です。さらに、自宅での採寸に自信がない方のために、独自の自己オート採寸システムを提供しています。そのため、せっかくオーダーシャツを仕立てたのに、自分の体にフィットしないといった問題が起きる心配もありません。
できるだけ費用をかけずに、オプションを最大限に利用して細部までこだわったオーダーシャツを仕立てたい方は、「Suit Ya」のご利用をご検討ください。
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