ウェストコート :オーダースーツ辞典:Suit-Ya
男性のベストのこと。主に正装や礼装用の上着やスーツの下に着る。 ウェストコートはスーツ、ズボンと共に男性の3つ揃いを構成し、スリーピースと呼ばれ17世紀末に定着する。 もともとは袖付きであったが、18世紀に袖なしとなった。 ほとんどのウェストコートに襟は付いていない。 しかし、襟があるものや、ポケットを追加したもの、ラペルを変えた物なども仕立てることができ、様々な着こなしを楽しめる。 ウェストコートは基本的に前身がスーツと同じ生地、後身がスーツの裏地と同様のもので仕立てる。 これは動きやすさ重視のためであり、スーツの表地と同様のもので仕立てることも出来る。 また、尾錠を背面に取り付けることで、サイズの調整も出来るようになる。 正装・礼装においては燕尾服、フロックコート、モーニングコート及びディレクターズスーツ等の下にウェストコートを着用するのが正式とされている。 TPOにより共布、黒、灰、白が用いられる。夜間の準礼装の場合はウェストコートの代わりにカマーバンドを着用する。 《ウェストコート着用の仕方》 5つ掛けのウェストコートであればボタンは全て掛ける。 6つ掛け以上でボタンが一直線に並んでいる状態であれば全て掛け、 最下部のボタンが離れている場合は、最後のボタンは掛けないで外しておく。カーディガンの場合も同様である。 一般的にボタンが3~4個と少ない燕尾服などの夜間の礼装服と合わせる場合は全てのボタンを留める。 

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